旧キット ガンダム0080

1/144 ケンプファー

発売日 1989.7
価格 ¥800

素組み + シール

旧キット0080シリーズ第8弾は1/144 ケンプファー。パトレイバーのメカデザイナー、出渕裕がデザインした機体だけあって、ガンダムよりもパトレイバーに登場した方が似合いそうな見た目ではあります。 

全体的なデザインや特徴が従来のガンプラとはかなり異なる機体なので、キットの構成も他の0080シリーズとは大きく違います。設定上は全身にこれでもかと武装を装備しており、ケンプファー特有の多彩な武装が忠実に再現されています。 

武装はショットガン、スペアショットガン、ジャイアント・バズ、シュツルム・ファウストがすべて付属しており、ケンプファーのマスコットとも言えるチェーン・マインは複数の軟質パーツを連結することでそれなりにそれらしく仕上がっています。ただ、軟質パーツでチェーンの各コマを繋いではいるものの、いざ柔軟に曲げようとするとやや硬めの素材で、劇中のように丸めて使うのは難しい構造です。

このキット最大の問題は武装の固定部分です。本体の関節強度自体はしっかりしている方ですが、各武装の固定が甘くてきれいにポーズが決まりません。特に背面に装着するバズーカの固定部がかなり頼りなく、しょっちゅうポロリしてしまいます。手パーツの保持力も弱く、武装をしっかり握らせておくのが難しいですね。スカートのないデザインなので股関節の可動域は優秀な方ですが、この武装固定の不安定さのせいでポーズ決めがかなりストレスになるキットです。プロポーションも旧キットらしくがっしりした印象で、HGUCのスタイリッシュなプロポーションと比べると旧キット感がはっきり出てしまいますね。

このようにケンプファーの豊富な武装をすべて再現している点は長所ですが、成形色や武装の固定性の面で不満が大きく、全体的な完成度は0080シリーズの中で最も低いキットです。特に2008年発売のHGUC ケンプファーが名キットとして登場したことでさらに比較されてしまい、構造的な完成度がかなり低いキットなので、改造に挑戦するマニアでもない限りなかなかお勧めしにくい旧キットですね :-)
[ Updated at 2017.9.6]

AIこのページは Claude Sonnet が翻訳しました。