このキットは、ジオン軍のグロテスクなデザインの極みとも言える1/144 アッグです。ドリルの付いた両腕、SDのように脚がなく足だけが付いているような下半身、そして胴体と一体化しているかのような頭部など、一般的なMSとはまったく異なるプロポーションを持つ機体です。
このような独特な構造のため可動箇所が非常に限られており、上のレビュー写真でもわかるとおり、実質的に決まるポーズがほとんどないと言っても過言ではありません。どのみち、あの奇妙な外観が再現されていることに意義があるキットなので、その点ではアッグという機体の特徴をうまく活かして立体化されたキットと言えるでしょう。
特に股関節部が完全に外側に露出しているため、独特な関節固定方法が採用されています。股関節ピンに脚部内側のパーツを先に差し込み、脚部内部に入ったピンにストッパーを嵌めてから脚部外側のパーツを組み合わせる方式です。保持力も組み立てやすさもなかなか良い方式ではあるのですが、股関節のすぐ下に大きな足が付いている構造なので、せっかくの関節をあまり活かしにくいのが惜しいところですね。
いずれにせよ、デザインの特性上、可動域よりもそれらしい立体化に重点を置くべき機体なので、その意味ではかなりよくできた旧キットのプラモデルと言えるでしょう :-) [ Updated at 2016.2.16 ]
AIこのページは Claude Sonnet が翻訳しました。