旧キット ファーストガンダム

1/100 シャア専用ズゴック

発売日 1981.12
価格 ¥800

ザクとゲルググに続いて最後に登場した1/100のピンク系機体が、シャア専用ズゴックです。まず、目と胸のダクトを除けば基本的に色分けはよくできています。プロポーションもMGと比べるとずんぐりしていますが、極端に旧キットらしさが出ているわけでもなく、なかなかよくまとまっている印象です。

まず、ズゴック特有の多関節部分が実際に節ごとに分かれた多重関節として組み立てられる点は驚きです。ただし、単純に多段階で組み上がるだけで、各節の可動域は非常に狭く、可動域としてはかなり窮屈な印象です。実はMGズゴックも節関節部分は似たようなものですが、この1/100は肘や膝といった主要な関節部まで可動域が狭いのが問題ですね。

その代わり、腰は回転はもちろん左右にもある程度動きますが、左右への可動部がガタついていて、むしろ常に胴体が片側に傾いてしまい、プロポーションを崩しているような気分になります..;;; こうして関節の可動域が窮屈なぶん取れるポーズも限られてきて、ズゴック特有の低姿勢で突き刺すポーズが思い通りに決まらないんですよね^^;

その代わり、クローの可動部はなかなかよく作られています。クロー内側にスプリングで動く弾力板があり、クローを開閉する際にバネっとした小気味よい感触で可動でき、動かしたクローの位置をしっかり保持する役割も兼ねています。クローの関節強度をしっかり作れば不要な機能ではありますが、なんとも凝った弾力関節ギミックで、思わず感心してしまいます。

いずれにせよ、比較的色分けがよくできている点や、多関節が実際に節ごとに組み立てられる点、独特のクロー可動ギミックは評価できますが、可動域と関節強度の面では高い点数をつけにくいキットです。腰がガタつきすぎるうえ、股関節部の結合が曖昧で、前後にひとりでに倒れてしまう「能力」(?)まで備えていますT_T

ただ、少し手を加えるだけで改善できる余地がある部分も多いので、大きな労力をかけずに改造の楽しさを味わいたいという方にはそれなりにおすすめできるキットでもあります。旧キットの中ではビジュアル的にかなりまとまっている機体なので、むやみに低評価にするのも惜しい、そんな微妙な立ち位置のキットですね :-)
[ Updated at 2016.4.5 ]

AIこのページは Claude Sonnet が翻訳しました。