このキットは2000年に発売されたHG ガンダムG-セイバー 無重力仕様(宇宙形態)で、ガンダム20周年を記念して制作された実写映画(!)に登場するモビルスーツです。この作品はガンダムシリーズ屈指の黒歴史として知られており、北米ではTV放映、日本では劇場公開されました。
作品についての様々な議論はさておき、ここではキットレビューという観点だけで見ていきましょう。まずF91の雰囲気が色濃く漂うデザインですが、前腕と太ももがフレーム露出型という独特なスタイルが特徴的です。設定上、必要に応じてアーマーを着脱できる機体ということでこうなっているのですが、地上形態の場合は全身にアーマーを纏っています。
基本的なクオリティはHGクラスに準じた水準で、関節強度は無難なものの、フロントスカートがあまり動かないため股関節の可動域はかなり狭めです。武装はライフル、ビームシールド、ビームサーベルなどが付属しており、可動域はいまひとつながらプロポーションが良いおかげか、ポーズの見栄えは悪くないですね。
このように原作の評価とは別に、キットとしての出来は悪くないのですが、かといって何か際立った特徴があるわけでもありません。劇中に登場するガンダムがHGでプラモ化された、という程度のキットでしょうか。
いずれにせよ、原作がある程度人気を得ていれば地上形態や他のバリエーションも発売されていたでしょうが、残念ながら大コケしてしまったためシリーズとも呼べず、たった1種のみの発売に終わりました。オススメするともしないとも言いにくい微妙なキットですが、「こんなキットもあったんだな」という感覚で眺めてみるのもいいかもしれません :-)
[ Updated at 2018.7.31 ]
AIこのページは Claude Sonnet が翻訳しました。