旧キット Char's Counter Attack

1/144 リ・ガズィ

発売日 1987.12
価格 ¥800

素組み + シール

旧キット「逆襲のシャア」シリーズ第2弾は1/144 リ・ガズィで、設定上はBWS(Back Weapon System)と合体する機能があります。ただしこのキットにはBWSが付属しておらず、それに伴うBWSとの合体変形ギミックも省略されています。

本格的なシステムインジェクションを採用したラインナップらしく、素組みだけでもなかなか見栄えのするビジュアルに仕上がっています。特に背面のバーニアがすべてイエローで色分けされており、それ以前の旧キットとは明確に差別化されたカラーリングになっています。 

逆襲のシャアラインナップ特有のボルト結合が胴体と脚部にも採用されていますが、1/144 νガンダムよりは適用箇所が少なめですね。ボルトで固定したパーツの結合強度は非常にしっかりしており、スナップフィットで組み立てるパーツも特に問題なくまとまっている印象です。

手足の可動域は前作の1/144 νガンダムより改善されている感じはするのですが、足裏の接地が悪くてポーズを決めにくいのが難点です。ポリキャップを使った関節強度はまずまずといったところですが、フロントスカートが動かしているうちにポロリしやすい問題があって、少し気になるところですね。

逆襲のシャアシリーズ共通の仕様である可動式の指は、握力と保持力がいまひとつではあります。ただ幸いライフルが非常に軽いので、なんとか持たせることはできます。それよりもグリップだけで保持するシールドの固定が不安に見えるのですが、グリップが短く腕が太めなおかげで前腕にしっかりはまった状態で固定できているのは助かりますね。 

このように本格的なシステムインジェクションと思い切ったバーニアの色分けのおかげで、80年代の旧キットとは思えないほど華やかなカラーリングを見せてくれます。ただよく見るとモールドがシャープさに欠けてぼんやりしており、ディテール面ではHGUCとの差は歴然としています。関節設計や保持力の面でも、やはり旧キットの限界を超えるには至っていません。

何よりBWSまで付属するHGUC リ・ガズィの完成度がかなり高いので、あえて旧キットをお勧めする理由はなかなか見当たりません。ただ上の比較写真のように、旧キットのほうがずっとどっしりとしたボリューム感があるのは確かです。いずれにせよ、お手頃な価格で旧キット特有のがっしりしたプロポーションを楽しみたい方や、気軽に作ってみたい方にはちょうどいいキットですね :-)
[ Updated at 2017.8.8 ]

AIこのページは Claude Sonnet が翻訳しました。