素組み
素組み
旧キットのガンダム・センチネル3番目のキットは、主役機である1/144 スペリオルガンダムです。本来は前作のゼータプラスと同様に変形可能な機体ですが、スケールの制約上、変形ギミックまでは再現されていません。ガンプラの歴史においていろいろな意味で重要なキットではあります。
まず、接着剤やネジを使わない本格的な100%スナップフィットで発売された1/144キットです。以前の旧キット1/220 Zガンダムの一部もスナップフィットで発売されていましたが、パーツ数が少ないミニキットでした。一方、この1/144 スペリオルガンダムは、ある程度のボリュームを持つ正規スケールラインナップとして、初の完全スナップフィットキットと言えます。もちろんこれより先に発売された旧キット「逆襲のシャア」のキットも接着剤を使いませんが、スナップフィットとネジ止めが併用されているため、完全スナップフィットキットではありません。
このように、ガンプラの歴史において接着剤やネジなしで組み立てる初の"本格的"スナップフィットキットという点に意義があり、逆襲のシャアシリーズに続いて複数の成形色を一つのランナーに成形するシステムインジェクションランナーが本格導入されたキットでもあります。システムインジェクションとシールの組み合わせにより、素組みだけでもかなりの設定色が再現されており、前作のフルアーマーZZやゼータプラスと比べて明らかにカラフルになりました。
可動域は旧キットらしく窮屈なレベルで、決まるポーズがあまりないのが残念ですが、それでも関節強度は無難な方なのは助かります。Sガンダム特有の大型ビーム・スマートガンは脇にサブアームを接続して安定して保持できますが、両手で構えようとするとポーズが決まりにくく、なかなか苦労します。
いずれにせよ、89年の発売当時は接着剤なしの素組みだけでも良好なビジュアルを見せてくれるということで、それなりにカルチャーショックを与えたキットでした。今となってはHGUC Sガンダムのクオリティの方が断然高いので、あえてこちらをお勧めするのは難しいですが、ガンプラ史上初の1/144完全スナップフィットキットという記録は永遠に残り続けるでしょう。:-)
[ Updated at 2017.8.3 ]
AIこのページは Claude Sonnet が翻訳しました。