旧キット Zガンダム

1/144 RMS-106 ハイザック

発売日 1985.4
価格 ¥500

素組み+水転写デカール

旧版Zガンダム 1/144シリーズの第2弾として、ハイザックが発売されました。ハイザックはHGUCでも初期にラインナップされていて、いつも他のキットより早めに発売される機体ですね。

1/144 ハイザックは前作のマークIIよりもさらに色分けが進んでいて、マスタード色の動力パイプまで軟質パーツで再現されています。おかげで旧キットながら意外とカラフルな印象を受けるんですが、この動力パイプの配置がかなりいい加減で、左右の対称もうまく合わないし位置の固定もしっかりできません。しかもシワのディテールもなく、ただのオムツのゴムひもみたいなのっぺりしたパイプなので、見た目もちょっと残念です。

見た目もさることながら、このゴムチューブパーツの組み立て方がなかなかクセモノで。胴体内部に片方の端を固定してから肩関節の穴を通して引き出す必要があるんですが、これがかなり邪魔になって胴体を合わせるときに苦労します。さらに組み立て後もこの動力パイプが腕の可動を制限してしまって、いろいろと困りものです。いかにも旧キットらしい組み立て方と見た目ではありますが、こういった試行錯誤を経てガンプラが進化してきたんでしょうね ^^

前作の1/144 マークIIと同様にポリキャップが採用されているので関節強度は安定していますが、マークIIと比べると腕脚の可動域はかなり落ちていて、ファースト時代とあまり変わらない印象です。おそらくこの頃は、見た目と可動関節を両立させる設計のノウハウがまだ不足していたんでしょうね。

こんな感じで旧キットらしく可動域や動力パイプの表現はぎこちないんですが、少なくともビジュアル面だけは旧キットにしてはなかなかいい感じです。HGUCハイザックとの比較ショットを見ると、成形色はやや地味でも全体的なシルエットはそれほど見劣りしません。HGUCハイザックは中途半端なクオリティで評判がいまひとつだったんですが、旧キットもビジュアルが悪くなかったぶん、HGUCになっても大きくアップグレードされた感じがしなかったのが原因かもしれませんね ^;

ともあれビジュアルはまずまずですが、可動域や動力パイプで旧キットらしさが出てしまっているキットで、個人的には懐かしさのためにわざわざ作り直すほどではないかな、という印象です。それならどうせ発売からだいぶ経って少し旧キット臭が漂ってきているHGUCハイザックを作るほうがいいと思いますよ :-)
[ Updated at 2017.2.19 ]

AIこのページは Claude Sonnet が翻訳しました。