プレバン

REAL EXPERIENCE MODEL RX-0 ユニコーンガンダム(AUTO-TRANS edition)

Kit Review

素組み + スミ入れ + シール

EP1
エピソード1 再生(1分11秒)
EP2
エピソード2 再生(1分2秒)
EP3
エピソード3 再生(1分25秒)
EP4
エピソード4 再生(1分28秒)
EP5
エピソード5 再生(1分32秒)
EP6
エピソード6 再生(1分24秒)
EP7
エピソード7 再生(2分46秒)
MS
ミネバ・ラオ・ザビの演説(9分8秒)
AC1
1回押すと赤色ライトのデストロイモードへ変形、2回目を押すとユニコーンモードへ戻る
AC2
1回押すと緑色ライトのデストロイモードへ変形、2回目を押すとユニコーンモードへ戻る
CV
エピソード再生中にセリフ部分のみをカットして音楽だけを再生(Clear Voice)
Volume
上/下ボタンで音量調節
特殊
機能

- 再生中にEP1〜7、MS、AC1/2ボタンのいずれかを3秒以上押すと再生が停止する。
- EP7ボタンを3秒以上長押しするとEP1〜7が連続再生され、
  最後にボーナスとしてエンディングテーマ「StarRingChild」が追加で再生される

REVIEW

このキットはプレミアムバンダイオンライン限定で発売されたREAL EXPERIENCE MODEL RX-0 ユニコーンガンダム(AUTO-TRANS edition)です。ご覧のとおり、大型スケールのユニコーンガンダムのバストモデルで、頭部のデストロイモードとユニコーンモードの変形を電動で自動的に行う特殊なキットです。頭部だけとはいえ自動変形するユニコーンということで、発売予告時には大きな話題を集めました。

まず内容物は、自動変形機能が実装された状態で組み立て済みのフレーム本体と、外装用パーツで構成されています。このうち外装パーツはわずか24個しかなく、旧版1/60 ガンダムF91のような半組み立て式プラモデルと言えるかもしれません。高価なキットらしく、すべての外装パーツには高品質の白色塗装がつや消しで丁寧に施されており、シールを貼る必要もなくデカールの文字や模様が非常にきれいに印刷されています。すべてのパーツはアンダーゲート処理されているため跡も残らず、ゆっくり組み立てても10分もあれば十分です。バンダイのキットらしく、スムーズな組み心地が楽しめます。

乾電池は背面にAA単3サイズが6本入り、上記の説明や動画にあるようにEP1〜7、MS、AC1/2といったさまざまなエピソードや再生モードで変形させることができます。デストロイモードとユニコーンモードの変形には華やかな効果音やSEも加わり、目の前で実際に自動変形する様子はまさに「GREAT!!!」の一言ですね。間接的な体験ではありますが、上に掲載した動画を通じてどんな内容がどのように展開されるかご確認いただけます。

このように非常に高級感あふれる塗装済みプラモデルで、自動変形機能を抜きにしても単体で素晴らしいディスプレイモデルではあるのですが、問題は 自動変形中の誤動作の問題です。(下記の動作エラー動画参照)

上の映像のように、主に頭部のサイドアーマーが回転途中で引っかかったように止まる症状として現れます。サイドアーマーが引っかかって止まる場合もありますが、それよりも内部のモーターギミックが動作中に微妙な摩擦抵抗などによって止まってしまう症状と推測されます。サイドアーマーが回転する際は、頭部内部のデストロイモードの顔が前後に連動して一緒に動く必要があるのですが、そのどれかがどこかに引っかかるように止まることで発生しているようです。この場合、回転式サイドパーツの中央を固定するネジを少し緩めると改善するという意見もありましたが、誤動作がなくなるわけではなく、発生確率がわずかに下がる程度です。

問題は 発生頻度なんですよね。私の場合は最初の動作時から発生しましたが(-_-)、その後しばらくは問題なく変形していました。発生頻度自体がランダムなので、さらに頭を抱えてしまいます。ときには10回変形させても問題ないのに、突然止まり始めると10回繰り返してもずっとエラーが出続けます。そしてまた動き始めたと思ったら順調に動いて…そのうち1回は成功して1回は失敗を無限に繰り返して…(以下省略。もう大混乱ですT_T)

最初は組み立てミスがないか確認し、もしかしたら運悪く不良品を引いてしまったのかとバンダイに問い合わせもして、海外の事例や他の方の証言をまとめてみた結果……結論としては 製品自体の欠陥だと判断しました。一言で言えば、こういった可動式製品の開発経験が不足していて設計がうまくできていないか、量産過程で耐久性が十分に検証されないまま製品が出てしまった状況と推測されます。

この製品がガンダムベースに展示されていたとき、私も見に行ったのですが、実はそのときもこういったエラーが目撃されていました。しばらく眺めていたのですが、サイドアーマーが引っかかったまま、正常に変形する場面を一度も見ることができませんでした。当時は長期間外部に展示していたせいで状態が悪くなったのだと思っていたのですが……今思えば、それが もともとそういう製品だったということです。

いずれにせよ、しばらくこの製品の誤動作の原因を分析してみたところ、そもそも変形ギミックが非常に不安定です。ギリギリのクリアランスの中でパーツが回転・移動し、内部モーターの動作に少しでも誤差が生じるとすぐに止まってしまう印象です。私自身も30年近く電子工学に携わってきたエンジニアですが、制御の観点から見るとボードの回路設計がずさんで、安定性の低いシステムになってしまっている感じです。こういった場合、試作品は正常に動作しても、生産過程で品質管理が少し甘くなるだけで不安定な量産品が出やすくなります。

もちろん、運次第では誤動作の確率が低い製品を引ける可能性はありますが……このキットはもともと時々誤動作してしまう製品だと割り切って向き合うしかなさそうです。問題は、それにしても5万円は高すぎる価格だということ。私自身も(6回払いのカード分割で)大金をはたいて購入した 自腹購入 の消費者として、この価格を払って単なるディスプレイ用バストモデルを買ったと思うと、正直やるせない気持ちになります。

上のレビュー動画を見るとおおむね正常に動作しているように見えますが、何度も繰り返し撮影して変形がうまくいった映像だけを編集したものです。EP1〜EP7を自動再生する12分の映像だけは、何度繰り返しても完璧に撮影することができませんでした。その映像をよく見ると、エンディングテーマ中の最後の変形でのみ一度エラーが発生していますが、おかげでなんとか途中で途切れることなく映像を撮影してアップすることができました。

また、このキットが発表された当初、なぜ乾電池のみで常時電源用の端子がないのかという疑問の声がありました。これだけ素晴らしい変形なら、電源を気にせず何度でも再生しながら楽しみたいと思うのは当然ですよね。しかし今となっては、バンダイの開発者たちもわかっていたのではないかと思えてきます。常時電源まで使って延々と繰り返すには、耐久性や動作の安定性に不安があることを……

何はともあれ、気づいたら不満だらけのレビューになってしまいましたが、それだけ価格に対する失望感が大きかったので仕方ないですね。外観や変形動作は素晴らしいのですが、頻発する動作不良のせいで血圧が上がりまくる方も多いキットだと思います。バンダイとしても実験的な試みの製品だったとは思いますが、どうか次回からはこんな黒歴史を作らないことを願うばかりですT_T

REAL EXPERIENCE MODEL RX-0 ユニコーンガンダム(AUTO-TRANS edition) | 2021.11 | ¥50,000

AIこのページは Claude Sonnet が翻訳しました。