Kit Review
素組み + シール
素組み + シール
このキットはプレミアムバンダイオンライン限定で発売されたHGUC ガンダムTR-1[ハイゼンスレイ]です。既発売のハイゼンスレイIIはTR-6ウーンドウォートベースの機体で、ハイゼンスレイはTR-1ヘイズルベースの機体です。グロテスクなほど巨大だったハイゼンスレイIIとは異なり、ハイゼンスレイは典型的なガンダム型の機体で、以下の機体のパーツを組み合わせた設定になっています。
1. ヘイズル改 ― 前腕の一部、バックパック、下半身/脚部、ビーム・ライフル/ビームサーベル
2. アドバンスド・ヘイズル ― 足裏
3. プリムローズ ― 上半身のコア
4. ハイゼンスレイII ― 胸部装甲、肩および前腕/ビーム砲
5. ヘイズルII ― ブースター
6. ウーンドウォート ― フロントスカート、コンポジット・シールド
このようにAOZ特有のレゴ的な組み合わせが光る機体ですが、実際に上記のキットをすべて揃えてもハイゼンスレイを再現するのは難しいです。HGUCハイゼンスレイIIと上半身の外観は似ていてもパーツ構成が若干異なりますし、フロントスカート用のウーンドウォート上半身はサイズも造形もまったく別物です。そのため、こうして新規造形を含む独立したキットとして発売されない限り、きちんとしたプロポーションのハイゼンスレイを組み上げることはできません。結果的に新規パーツは少なく、90%以上のパーツが既存キットからの流用ですが、新鮮なビジュアルにうまくまとまっていると思います。
また下半身はテストカラーのアドバンスド・ヘイズル形態を踏襲していますが、太腿と股関節には新規パーツが採用されています。おかげで従来のボールジョイントと比べて可動域が大幅に広がり、脚を左右に大きく開いたり、太腿を水平方向に広く回転させたりすることが可能になりました。また、フロントスカートはウーンドウォートの上半身を折りたたんだ形状ですが、実際のウーンドウォートと比べるとコンパクトにまとめられた固定式パーツとなっています。
コンポジット・シールドはHGUCウーンドウォートのものと外観は似ていますが、内部フレームのギミックが変更され、前面ブレードの刃がやや長くなっています。それと同時に、ブレードを収納した状態を再現する小型パーツも追加されました。また、従来の小さい手に握り手を持たせる方式とは異なり、シールド固定用パーツで前腕に取り付ける方式になったため、しっかりと固定できるようになっています。そのほか、全体的な可動感や関節強度はオーソドックスなHGクラスの品質で、大柄で扱いにくかったハイゼンスレイIIと比べると、相対的に取り回しやすいキットに仕上がっています。
いずれにせよ、既存キットを組み合わせても正確に再現できない機体だけに、こうして独立したキットとして発売されたのは嬉しいところです。新規造形によってより完全なハイゼンスレイを組み上げられますし、股関節にも改良パーツが採用されているので、十分な商品価値のあるバリエーションキットとして仕上がっていると思います。:-)
HG 1/144 ガンダムTR-1 [ハイゼンスレイ](ADVANCE OF Z ティターンズの旗のもとに) | 2020.6 | ¥3,500
AIこのページは Claude Sonnet が翻訳しました。