プレバン MG

MG 1/100 ガンダムTR-1 [ヘイズル改]

Kit Review

素組み+シール/水転写デカール

このキットはプレミアムバンダイオンライン限定で発売されたMGガンダムTR-1[ヘイズル改]です。私をはじめ多くのファンがMG化を待ち望んでいた機体ですが、通常販売ではなくプレバン限定での発売となり、発売当時は賛否両論ありました。MGガンダムMk-II v2.0のフレームを流用していますが、外装パーツがすべて新規金型であるにもかかわらず、限定品として発売されています。

AOZが最も人気を博していた時期は、HGUCヘイズルカスタムが発売された2005年頃のことです。それから実に12年が経った2017年になってようやくMG化され、しかもオンライン限定という形での発売となりました。実際に中身を見てみると、同じ2005年に発売されたMGガンダムMk-IIのフレームを一部流用しているんですよね。おそらくHGUCと同時期に、MGも2005年頃に製品化の準備や開発がある程度進んでいたものの、何らかの事情で2017年にプレバン限定として発売されることになったのではないかと思います。全体的なクオリティ感も、ちょうど2005年水準で止まっているような感じがしますし。(波が来ているときに漕ぎ出しておくべきだったのに..)

とはいえ、私のようなAOZファンにとっては、こういう形であれMG化してくれただけでもありがたいというのが正直なところです。フレームはそれなりに優秀だったMGガンダムMk-II v2.0のものをベースに、上半身・下半身の一部・前腕・スネなどが新規パーツに置き換えられています。ただし、ディテール面では精巧だったMGガンダムMk-II v2.0のフレームよりも単調な仕上がりになっており、コクピットのディテールもMGとしてはやや物足りなく、ディテール面での作り込みの甘さは否めないところです。(だから限定品になったのかもしれませんが..)

外装は100%新規金型の新規パーツで、色分けやディテールも十分で、ボリューム感もたっぷりです。細かいことは抜きにして、ヘイズルのカッコいいシルエットが大きな1/100スケールで完成するというだけで感動ものです。全体的なプロポーションはMGらしくがっしりとしてボリューミーで、堂々とした印象ですね。肩の補助アクチュエーターユニットも可動式で再現されており、やや窮屈ながらもコクピットハッチのオープンギミックも搭載されるなど、MGというタイトルにふさわしいギミックの完成度を見せてくれています。また、ボリュームのある外形のぶんだけMGガンダムMk-II v2.0より腕脚の可動域は若干狭くなった印象ですが、さまざまな基本ポーズをとるには問題ありません。全体的な関節強度もかなりしっかりしており、安定した自立姿勢やポーズの保持が可能です。

ただし、旧来のボールジョイント式股関節は不満点になりえます。2005年のフレームなので仕方ないところではありますが。このキット単体では大きな問題にはなりませんが、AOZの特性上さまざまな武装が追加されると不安定さが出てくる部分です。特に股関節の前後スライドギミックが逆に仇となっており、股関節自体はそれなりに保持してくれるものの、このスライドギミックがガタつくせいで角度を決めにくくなる恐れがあります。

また、通常販売ではなく限定品となったことで、乾式デカールやシールの代わりに水転写デカールが付属しています。デカールの量は多くなく大きめのものが中心で、貼った後の効果も良好なので、十分楽しめる内容です。ただし最近のバンダイの水転写デカールほど高品質な感じではなく、水に浸す時間がかなりかかる点は覚悟しておいた方がよさそうです。

いずれにせよ、ヘイズル改がMGクオリティで大きく美しく立体化されたこと自体が感動であり、追加武装がない限りこのキット単体では関節強度もしっかりしていて満足度は高いです。ただし改めて強調しておきたいのですが、全体的なクオリティ感がちょうど2005年で止まっているため、2010年代以降の最新MGを基準にすると物足りなさを感じる部分が出てくるかもしれません。2005年発売のMGを作るつもりで臨めば、なかなか良いキットだと言えるでしょう :-)

MG 1/100 ガンダムTR-1 [ヘイズル改] | 2017.9 | ¥4,500

AIこのページは Claude Sonnet が翻訳しました。