フルメタル・パニック! 1/60

HG 1/60 レーバテイン Ver.IV

Kit Review

素組み + シール

バンダイのフルメタル・パニックHGラインナップ第4弾としてレーバテインが発売されました。アーバレスト、ガンズバックに続いて同様の構成を踏襲していますが、カラーの組み合わせがかなり複雑なぶん、高度な色分けが施されています。特に腕と脚の中央にある黄色いラインまで一つひとつパーツ分割で再現している点は驚きで、色分けに関してはバンダイキットの中でも屈指のレベルと言えます。

可動特性は前作と同様で、腕脚が極限まで折りたためる可動域を誇ります。股関節を少し下げるギミックも健在ですが、スカートのない構造のおかげでこのギミックなしでも十分ダイナミックなポーズが取れます。ただ、可動箇所が多いぶん、一度ポーズを決めるのに少し時間がかかる点は相変わらずですね。

関節強度自体はそれなりに安定しているものの、バランス面では少し惜しいところも見受けられます。特に緩い関節はないのですが、渋い関節と適度な強度の関節が混在しているため、動かすときに若干扱いにくい面があります。たとえば肩はかなり渋いのに腰は柔らかいので、各部をうまく押さえながら動かさないと、思わぬ箇所に力が入って小さなパーツがポロリすることがちょくちょくあります。

武装やギミックの構成もなかなか充実していて、半折りたたみ・砲身分離が可能なデモリション・ガンと、膝に収納する単分子カッターが付属します。単分子カッターは取り外し後に刀身部を別途取り付ける必要があり、肩横のラムダ・ドライバ・キャンセラーは交換式で再現されています。特徴的な肩装甲下のサブアームは可動式ではなく、取り外して接続パーツを追加する方式です。コトブキヤのレーバテインが完全可動式で再現されていることを考えると、少し惜しい部分ですね。その他おまけとして、ガンズバック・マオ機に付属していたワイヤーガンを前腕に装着することもできます。

2014年に発売されたコトブキヤのレーバテインと比べると、プロポーションは似た印象です。一部ギミックの精度を除けば、可動域や関節強度、色分け、組み立て感など様々な面でバンダイ版のほうが高い品質を見せています。特にスムーズな組み立て感と動かしやすさという点では、やはりバンダイのほうが明らかに上ですね。

いずれにせよ、アーバレスト・ガンズバックに続いてフルメタル・パニックの主役機がバンダイの技術でプラモデル化されたことに意義があるキットです。ガンプラと比べると微妙に粗さを感じる部分もありますが、作る楽しさも触る楽しさもなかなかのもので、良いメカニックプラモデルだと思います :-)

HG 1/60 レーバテイン Ver.IV | 2018.10 | ¥3,600

AIこのページは Claude Sonnet が翻訳しました。