Full Metal Panic 1/48

Armslave Gernsback M9 Sosuke Sagara Ver.

Kit Review

素組み

侮れないクオリティでユニークなキットを送り出してきたアオシマが、本格的なメカニックプラモデル市場に参入しようとしているのか、突如オリジナル設計でフルメタル・パニックのガーンズバックを発売しました。もともとアオシマはオートプラやSFアニメプラなどを主に手がけてきており、多くの製品が金型譲渡による復刻品でした。今回のガーンズバックは自社の新規金型設計による完全新製品です。ガーンズバックの第一弾はまずソースケバージョンとして発売されました。

最近バンダイに続いてコトブキヤが積極的にメカニックプラモデルを展開していますが、アオシマのメカニックプラモデルは果たしてどうなのか、というのが最も気になるところでしょう。特にコトブキヤが苦戦している(最近は徐々に改善されてきていますが)スナップフィットと可動域の部分がどうなのかが重要なポイントになります。

まずアオシマは、高度な金型ノウハウが必要なスナップフィットを諦め、ポリキャップフィット(?)という独特な接合方式を採用しました。上の写真にあるように、ほぼすべてのパーツを接合する際に、間に接合用のポリキャップを挿入する方式です。おかげで非常に多種多様なポリキャップが必要になりますが、パーツの接合性はぶっちゃけコトブキヤより優れています。組み立てが少し面倒で手間がかかる面はあるものの、簡単にはバラけず、スムーズに組み上がります。一方、一部ポリキャップなしで接合されているパーツは保持力が弱く接着剤が必要なケースもありますが、いずれにせよ面白い試みと言えますね。

そして、まだ初期のメカニックキットにしては可動域がかなり優秀です。構造的な設計の面ではかなり工夫が凝らされており、正座ポーズ程度はかなり自然に再現できています。またパーツ分割もコトブキヤのように細かく刻みすぎることなく、それなりにうまく色分けが実現されています。武装も充実していて、3800円というやや高めの価格ながら内容が物足りないという印象はありません。

このアオシマ版ガーンズバックの最大の欠点は成形色ではないかと思います。写真でも多少感じられますが、成形色や素材感がかなり良くないです -.- この点はコトブキヤよりもずっと劣っているように感じられ、実際に見ると本当に…食玩そのものの成形色と質感です。T_T さすがにひどいと思えるほどですが、色は残念でもディテールやモールド自体はまずまずです。なので塗装される方や色にそれほどこだわらない方には全く問題ないのですが(プラ素材自体に問題があるわけではなさそう)、どうにもならない成形色は3800円という価格を台無しにしてしまいますね ;;;

いずれにせよ、アオシマが意欲的にメカニックプラモデル市場に参入してきたことは歓迎すべき動きですし、初期製品にしてはコトブキヤのスーパーロボット大戦シリーズと比べて技術的な完成度は明らかに一歩上だと思います。成形色さえ普通以上であれば本当に大いに褒めたかったのですが、そこが少し残念ですね。今後ガーンズバック以外にどんな新規メカニックプラを出してくれるのか、期待させてくれる製品です。:-)

Full Metal Panic Armslave Gernsback M9 Sosuke Sagara Ver. | 2009.10 | ¥3,800

AIこのページは Claude Sonnet が翻訳しました。