Kit Review
素組み + スミ入れ
素組み + スミ入れ
ガンプララインナップの中でも独特な存在、1/4ダブルオーガンダムコレクション インジェクションキットとして、『逆襲のシャア』に登場するMAα・アジールが発売されました。価格も5000円と、ホワイトベース/ムサイのような艦船系を除けば非常に高価な部類に入ります。
まず、その完成度は以前リリースされた初期の1/4ダブルオーガンダムコレクションとは比べ物にならないほどの高品質です。ご存知のとおりガンダムコレクションはムサイを除き基本的に中国工場で生産されており、人件費の安い中国産らしく各所に塗装が施されているのは利点ですが、プラ素材がやや粗く、ディテールが甘い面もありました。ところがこのα・アジールは、塗装品質やディテール面において本当に中国産なのか疑いたくなるほどの高品質に仕上がっています。
まず塗装品質も以前より一段とアップグレードされており、はみ出しもほとんどなく、一箇所に3色以上が塗り重ねられたトリプル塗装もふんだんに施され、すべてのバーニアが丁寧に塗り分けられています。さらに外部装甲の裏側まですべてグレー系でしっかり塗装されています。塗装面はほぼ完璧に設定色以上を再現しています。
また、やや荒削りだった成形品質も向上しており、プラ素材だけで見れば静岡オリジナル生産品とほぼ遜色なく、成形色も優秀です。フィギュア的な成形面が感じられたクィン・マンサとは明らかに異なる、インジェクションに近い成形色の質感です。ディテールも全身にわたってパネルラインがバランスよく刻まれており、目立たない装甲の裏側まで丁寧に彫り込まれています。もちろん素の状態ではスミ入れは一切されていないのでユーザー自身が行う必要がありますが、スミ入れ箇所が非常に多いので時間はかかるものの、いざスミ入れをすると達成感がかなり得られるキットです :-)
上の写真はすべてのパネルラインにスミ入れをした結果ですが、個人的な好みで(そしてレビューでパネルラインがよく見えるよう)濃いめに入れました。パネルラインが非常に多いので、薄めの色を入れるのも良さそうです。いずれにせよゆっくり作業すると3〜4時間以上かかるほどスミ入れ箇所が多いですが、それだけディテールが優れているということでもありますね。
可動域については評価がやや難しい機体ですが、いずれにせよ動くべき部位はすべて十分な範囲で可動し、着陸モードへの変形もスムーズに行えます。肩のオープンギミックも忠実に再現されており、パネルもすべて取り外し可能です。ポリキャップを使っていないにもかかわらず、すべての関節部分が適度な渋みを持っており、ガタつく箇所もありません。
同梱のνガンダムとサザビーは惑星形スタンドに一緒に取り付けることで、簡易的ながらジオラマ風に演出でき、別々に飾れるよう専用スタンドも付属しています。特にνガンダムのバーニアをリアルに再現するため、ブルーのグラデーション塗装が施されたかっこいいクリアパーツも用意されています。オプション類も豪華です。
さらに初回予約限定として2体のガンダムコレクションが付属しており、クリアバージョンのジェガンとリ・ガズィが入っています。このうちジェガンはともかく、クリアー・リ・ガズィの独特な雰囲気がかなり良いです :-) これ目当てで初回限定版を購入される方も多いかもしれません。
PGを超えるサイズのため展示スペースの確保が大変ですが、その分迫力ある体格で周囲を圧倒し、ディスプレイ用としても非常に優れたキットです。価格がやや高めなこと(それだけの価値は十分ありますが)を除けば、全体的なクオリティにおいて欠点らしい欠点が見当たらない秀作です。素組みだけでこれだけの存在感とは、本当に大したものです! 特にスミ入れ前後で印象が大きく変わるので、ぜひ一度スミ入れをしてみることをお勧めします。(確実にやりがいを感じられます)
ある意味、子どもの頃に夢見ていた「夢のプラモ」ではないかと思います。塗装まで済んでいて組み立てるだけでいい、まるで図鑑から飛び出してきたような、かっこよくてスマートなキット。本当に良い時代になりました :-) 今後もガンコレ インジェクションシリーズとして何が発売されるのか、大いに期待させてくれるキットです。
ガンダムコレクション 1/400 α・アジール | 2006.8 | ¥5,000
AIこのページは Claude Sonnet が翻訳しました。