GCP RG

RG 1/144 ガンダムベース限定 ZGMF-X10A フリーダムガンダム Ver.GCP

Kit Review

素組み + スミ入れ + シール

このキットはガンダムベース限定で発売されたRG フリーダムガンダム Ver.GCPです。中国・上海に建造された実物大フリーダムガンダムを記念した限定品のひとつで、1/100 フルメカニクスとSD EX スタンダードに続く3番目のリリースとなります。2011年に通常版として発売された RG フリーダムガンダムをベースに、多数の新規造形が盛り込まれた構成です。

まず内容物を確認すると、RG フリーダムガンダムのランナー3枚が流用されています。ただし、フレーム骨格の一部パーツを除けば外装パーツはすべて新規パーツに置き換えられています。フレームは上半身・肩・足のみ変更され、残りは既存RG フリーダムのシステムインジェクションフレームをそのまま使用しています。そのため股関節スライドギミックをはじめ、可動の特性の多くはRG フリーダムと共通ですが、それでも優れた可動域と関節強度はしっかり健在です。

外装については白とグレーの色の組み合わせがより複雑になり、モールドも増えて細かくなっています。全体的にスタイリッシュにまとまった印象です。翼はV字に分割された形状ではなく、GCPスタイルの一文字型の翼に変更されており、正面の印象は似ていても背面は大きく異なりますね。またVer.GCPになって全高もわずかに高くなり、プロポーションもよりスリムになっています。

そのほか、レールガンとキャノンの展開方式やビームサーベルを連結してビーム薙刀にする方法などは既存と同様です。構造面での改善点のひとつとして、サイドスカートへのビームサーベルの収納がより確実になりました。グレードを問わずビームサーベルがポロリしやすいケースが多かったのですが、手のひら固定用のピンをサイドスカートのL字形の溝に引っかけて固定できるため、簡単には外れません。また、シール必須だった目の部分を色分けだけで再現している点も面白く、1:1実物フリーダムガンダムのように翼端のランディングギアがキャノン先端部に可動式で収納されている点も特徴です。さらに既存にはなかったバックパック固定用のスタンドジョイントパーツが追加されており、股関節を挟む方式よりもずっと安定してディスプレイできますね。

このように限定品にしては期待以上に新規造形パーツが多く、完全に新しい外観のRG フリーダムが登場した格好です。ただ、基本骨格が11年前のRG フリーダムと大きく変わらないため、がっかりする方もいるかもしれません。もちろん既存のRG フリーダムのフレームも十分な可動フレームではありますが、最近のRGのトレンドと比べると少々古さを感じるのも確かです。最近はRGもシステムインジェクションフレームを最小限に抑え、実用的で組み立てやすく造形映えするフレームが主流になっていますからね。

結果として全体的には良質なキットなのですが、どこか古めのRGを作っているような感覚が残るキットです。外観は最新のビジュアルを見せてくれるものの、これだけ新規造形をたっぷり投入するなら、フレームまで100%新規で作ってほしかったという惜しさも正直あります。とはいえ、フリーダムガンダムが好きな方なら十分挑戦する価値のある、いわばRG フリーダムガンダム ver.1.5とも言えるキットだと思います "-)

RG 1/144 ガンダムベース限定 ZGMF-X10A フリーダムガンダム Ver.GCP | 2022. 7 | ¥3,800

AIこのページは Claude Sonnet が翻訳しました。