HY2M Glorious 1/60 MS-07B

HY2M グロリアスシリーズ 1/60 グフ

Kit Review

素組み + スミ入れ + シール

リック・ドム/シャア専用リック・ドムに続くHY2Mグロリアスシリーズとして、グフが発売されました。ザク、リック・ドム、ゲルググと並ぶジオン軍の人気機体のひとつで、それが1/60で発売されたこと自体が嬉しいアイテムですよね^^

17基ものバーニアを誇っていたリック・ドムと違い、グフは脚部に6基、バックパックに2基でバーニアがわずか8基しかないため、下から見上げた発光ショットの感動はやや薄めです。その代わりグフならではの魅力として、左手の5本の指先からマシンガンが発射される様子が再現されています。1つのLEDで巧みに5本の指先すべてを発光させる仕組みになっており、シンプルな回路基板が付属することで単純な点灯ではなく点滅発光が実現されています。つまりチカチカと素早く点滅することで機関砲の発射感を演出しているわけです。(上のアニメーション画像参照)そのほかにはコクピットの発光、モノアイの発光なども追加で再現されています。

全体的なプロポーションはかなり優秀な印象です。リック・ドムと同様にボルトを使った締め付け調整式の関節で、組み立て中に適度に保持力を調整しておけばとくにヘタることもありません。ちなみにHY2Mグフはリック・ドムよりも関節をやや強めに締める必要がある傾向があります。脚部の接続部と足首部分が相対的に遊びが少なく、緩くなりやすいことがあります。(もちろん後からアーマーを外して再調整することもできますが)可動域はとくに広くも狭くもなく…そこそこポーズが取れるレベルです。

成形色についてはいろいろ意見が分かれるところですが…まず広いプラ板に波打ちもなく均一に成形されている点はリック・ドムと同様です。ただ青系のプラは全般的に色味の個人差が大きい傾向があります。MGグフは青が濃すぎると不満を持つ方が多かったですよね。逆にHGUCグフは水色に近い明るい青で、色味自体はいいんですが少し軽く見えるというか、グフらしくないという指摘もありました。このHY2Mグフはちょうどその中間くらいの微妙な色味を見せています。(上のMG/HGUCとの比較写真参照)個人的にはちょうどいい成形色に見えます。ちなみに青はデジカメが最も正確に捉えにくい色のひとつです。実物はあの写真よりも若干濃いんですが、照明のせいかデジカメ写真はいつも明るく出てしまいます。なので写真よりも少し濃いと思っていただければ大丈夫です。

HY2Mグフで特徴的な点のひとつが、新しい動力パイプの接続方式です。MG/PGのようにパイプやスプリングにビーズを通す方式とは異なり、今回はすべての節が多関節になっていて、ひとつひとつのパーツを順番に差し込んでいく方式です。この方式は見た目以上にかなり硬めで、ガタつきなくしっかりと固定されます。ただ、自然に関節がしなるような感じはありません。おそらくザクと違ってグフは脚部などの可動部に動力パイプがなく、頭部と腰の固定部分にのみ動力パイプがあるため、このような固定式の動力パイプを試みたのだと思います。それなりにうまくできていると思いますね。

武装はシールド、収納型ヒート・サーベル、実武器型ヒート・サーベル、ヒート・ロッドが付属しています。ヒート・ロッドの接続方式は動力パイプと同じで、適度に硬めなのでポーズを取るのはそれほど難しくありません。ヒート・ロッドのポーズを固定するためのC字型ジョイントも付属していますが、使わなくてもある程度保ってくれましたね。少し不満だった点は、多関節接続式なのですべての節をまっすぐ揃えるのがちょっと難しいことです。写真をよく見ていただければわかると思いますが、自然にまっすぐ並んでいるのではなく、少しガタガタしています(^^;) 硬い節をひとつひとつ一直線に揃えるのがちょっと面倒な部分があります。(これは動力パイプも同様です)

ヒート・サーベルのソフトパーツの質感はかなり良好です。手のひらにボルトで固定するので絶対にポロリしません。面白いことに、HY2Mグフのお尻部分に武装収納部があり、HY2Mリック・ドムのバズーカを一時的に借りて収納できるようになっています。2つとも買えということでしょうか?^^;

HY2Mリック・ドムと比べてボリュームも小さく、LEDの数も少ないですが、組み立ての難易度はリック・ドムに匹敵するか、むしろ難しいくらいの印象もあります。リック・ドムは太っているので内部に配線するときに多少雑でも大丈夫なんですが、このグフは内部も狭くて配線がより難しいです。特に胴体の電池収納部に電源ケーブルを次々と接続するんですが、スペースが狭くて苦労しました。

リック・ドムと比べると光源も少なくボリュームも小さいため、華やかさがやや物足りなく、相対的に見劣りする部分はあります。しかしグフという機体の観点から見れば、完成度の高い1/60ビッグスケールキットです。ザクよりも大きな体格と洗練されたプロポーション、LED発光モードでの派手なアクションポーズなどを考えると、これまで発売されたグフキットの中では間違いなく最高の出来でしょう。さらにリック・ドムより価格も6000円安く、リック・ドムと比べてコストパフォーマンスが劣るとは言えません。

グフのファンならほぼ必買いアイテムに近いキットですし、大型のジオン軍機体を求める方にも強くおすすめできるキットです。HY2Mリック・ドムと比べると物足りない部分があるのは確かですが、リック・ドムはリック・ドム、グフはグフなのです。^^

HY2M グロリアスシリーズ 1/60 グフ | 2003. 6 | ¥12,000

AIこのページは Claude Sonnet が翻訳しました。