Kit Review
素組み + シール
素組み + シール
このキットは境界戦機シリーズとして発売されたFULL MECHANICS 1/48 メイレスケンブです。1/72で発売されたHGよりもひと回り大きな大型スケールキットで、全体的にMGレベルの構成とクオリティを見せてくれています。スケールが大きくなった分、HGにはなかったさまざまなオプションが追加されました。
全体的なビジュアルはHGを拡大コピーしたような印象ですが、キラキラ輝くPETシールが各部に追加されたことで、少しグレードアップした雰囲気を醸し出しています。HGの可動ギミックが非常に優秀だったこともあり、FULL MECHANICSもHGとほぼ同等レベルの柔軟な可動ギミックを実現しています。全体的な関節強度も期待以上にしっかりしており、難易度の高いポーズを取らせても優れた保持力を発揮してくれます。ただ、やはり重量があるぶん、HGに比べて重心をしっかり意識して自立させる必要はあります。
1/48 FULL MECHANICSで最も大きくアップグレードされたポイントは、内部フレームが再現されている点です。全身にわたって完璧にフレームが再現されており、メカニックなディテールというよりは骨格といった印象のフレームです。ガンプラにおいてFULL MECHANICSはノングレード1/100を意味してきましたが、このキットはFULL MECHANICSと銘打ちながらMGのような作りになっていますね。
基本武装として超熱刃式戦闘直刀と60mm携行機関砲が付属し、HGではアーマード・スペシャル・キャリアのボーナスとして付属していた超熱刃式戦闘爪も最初から同梱されています。またHGと同様に未完成状態も再現できますが、パーツ差し替え式だったHGとは異なり、装甲を脱着してフレームを露出させる方式で肩を再現しています。そして大型スケールらしく、コクピットハッチのオープン機能やリアスカートのリフトまで再現されており、同梱の搭乗型パイロットフィギュアも使って搭乗シーンをかっこよく演出できます。
なお、初回版特典としてクリアー装甲パーツが付属しています。レビューのために通常の装甲を外して装着してみましたが、脱着がしにくくパーツが破損する恐れがあります。クリアー装甲状態で飾るつもりがないのであれば、無理に装着しないほうが安全だと思います。
このように全体的に滑らかで高級感のある組み心地、抜群の可動域、サイズの割にしっかりした関節強度を誇るAクラスのバンダイプラモデルに仕上がっています。原作への辛口評価に隠れて日の目を見られていないキットでもあります。キット自体のクオリティだけで言えば、並みのMGを凌駕するほどの出来なんですけどね。いずれにせよ境界戦機のファンなら強くおすすめできるキットですし、原作を抜きにしても完成度の高いメカニックプラモデルを作りたいという方には、十分に爽快な体験をさせてくれるキットだと思います :-)
FULL MECHANICS 1/48 メイレスケンブ | 2022. 1 | ¥4,800
AIこのページは Claude Sonnet が翻訳しました。