Kit Review
素組み + シール
素組み + シール
このキットは境界戦機HGシリーズの0番として発売されたメイレスビャクチです。ビャクチは本編アニメではなく、ホビージャパンに連載された外伝「境界戦機 フロストフラワー」に登場する機体なのですが、本編の機体に先駆けて真っ先に0番ナンバーを冠してHGで発売されました。
まず境界戦機特有の逆関節形式による前傾気味のプロポーションが目を引きますね。基本的に境界戦機の機体デザイン自体が、プラモデルがアニメ上のあらゆるポーズを取れるように設計されているとのことです。おかげでアニメのすべてのポーズを再現できるよう、極めて高い可動域を誇っています。スカートが一切ないため股関節が制限なく回転でき、柔軟な肩・腰・足首が組み合わさっています。特に腰は大きく前に傾けながら斜めにひねることができるなど、これまでに見たことのない驚異的な可動を見せてくれますね。
また関節構造はポリキャップレスが採用されており、全体的にガタつく箇所が一切なく、しっかりと締まった頼もしい関節強度を見せています。ポリキャップがない分、頻繁に動かすことで摩耗が生じる可能性もありますが、バンダイ特有の滑らかな素材感のおかげで大きな問題にはならなそうですね。このように可動域と関節強度の面では、A++級のアクションフィギュア的プラモデルに仕上がっています。
HGグレードらしく全体的な色分けも良好で、素組みだけでも原作の雰囲気を十分に再現できます。武装としては60mm携行機関砲(多弾倉型)、4連装誘導弾携行発射機、汎用携行シールドが付属します。ここで「携行(けいこう)」という言葉が少し馴染みにくいかもしれませんが、文字通り携帯して持ち歩く(portable)という意味です。武装は背部のウェポンラックに懸架でき、ウェポンラックは2段式サブアームを使って展開・収納できるようになっていますね。
このように全体的にはクオリティの高い仕上がりで、どんな角度に動かしても躍動感あるポーズが決まるキットです。プラモデルとして大きな欠点はないのですが、原作の評価がそれほど高くない点と、逆関節デザインの好みが分かれる点が気になるところでしょうか。とはいえ、このスタイルに抵抗がない方や高い可動域のキットが好きな方なら、十分に楽しめるキットだと思いますよ :-)
HG 1/72 メイレスビャクチ | 2021. 9 | ¥2,400
AIこのページは Claude Sonnet が翻訳しました。