1/48 メガサイズモデル RX-78-2

1/48 メガサイズモデル ガンダム

Kit Review

素組み

ガンダム30周年を記念して新たにスタートした大スケールモデルシリーズ、メガサイズモデルの第一弾はRX-78-2 ガンダムです。PGを超える1/48という驚異的なスケールで、なんと37.5cmという大きさです。箱を開けると、まずその巨大なパーツの数々に驚かされ、組み上げてからその大きな体格に改めて驚かされますよ。

メガサイズモデルのコンセプトはPGのような精巧さではなく、とにかく「大きく」作ることが目標です。そのためサイズの割にパーツ構成は極めてシンプルで、パーツ数や組み立てのレベルはちょうどHGガンダムと同程度といった感じです。おかげで組み立てはとても簡単で、組み立てやすさへの配慮も十分されているので、低年齢層や初心者でも気軽に作れるようになっています。

まず最新キットらしく、基本的な色分けは完璧に仕上がっています。各パーツのゲートが最小限の形状になっているので、ニッパーなしでも十分切り離せるようになっています。この点はケロロシリーズやFGクラスの一部モデルのような子ども向けプラモデルっぽい印象を与えることもありますが、一方でゲート跡が極限まで目立たなくなるという大きなメリットもあります。

また興味深いことに、昔の1/144 Vガンダムシリーズなどで採用されていたランナーごと重ねて組み立てる方式も一部取り入れられています。これは本当にざっくり組む時にしか使わない方法ではあります。実際にマニュアル通りに重ねて組み立ててみると、ゲート跡の処理がうまくいかないので、普段からガンプラをよく作っている人にとってはあまり役に立たない機能でもありますね。どうせ組み立てがとても簡単なキットなんですし..^^;

全体的なディテールは、お台場1:1ガンダムをベースにした30周年HGファーストと完全に同じコンセプトで、プロポーションとパネルラインがそのまま同じです。もちろんスケールが大きい分、若干細かい部分はありますが、ほぼ完璧に拡大コピーした印象です。

大きなボディを支えるため、このキットには特殊な形状のポリキャップが採用されています。ポリキャップの内部をギア形状にし、固定ピンに突起を付けることで、関節の節々がカチカチという感触で細かく段階的に動いて固定されます。このポリキャップの固定方式は非常に成功していて、あの大きなボディの割に関節強度はとても優秀です。精巧さを追求したPGとは明らかに異なるがっしりとした関節で、シンプルなキットだからこそ実現できたものでもあるでしょう。ただし可動域はHGにも及ばないほどで、自然なアクションポーズを決めにくいのが残念なところです。まあ、あれだけ大きなキットが派手なポーズを取っても飾りにくいというのはありますが。

つまりこのキットは、内部フレームや可動域といったものは一切無視して、簡単な組み立てをベースにした大きくてプロポーションの良いディスプレイモデルとしての意義が大きいようです。サイズの割に拍子抜けするほどあっという間に組み上がりますが、完成するとスタイルがとても格好いいです。そして何より体格で他のキットを圧倒してしまうので、圧倒的な存在感を放ちますよ。

パネルラインが複雑な方なのでスミ入れに結構時間がかかるキットですが、スミ入れ前後の印象の差は雲泥の物差しです。細かいスミ入れのおかげで大きく高級感まで漂い、内部がスカスカのキットなのにどこかディテールアップされたように見えますね。ただし合わせ目をほとんど考慮していない設計のため、近くで見ると少し粗く見えてしまう部分もあります。

7800円という価格は絶対的に高い価格ですが、特にシンプルなパーツ構成と内部構造を考えるとなおさらです。しかしPGを超える大きなサイズと、完成してみると意外とそれほど安っぽい印象でもないため、手放しで高いとは言い切れないかもしれません。内部がスカスカなのはともかく、全体的なクオリティも非常に高いと言えますし。

いずれにせよ、本当に簡単で気持ちのいい組み立て感、しっかりとした関節強度、十分に映えるプロポーション、そして何より他に比べようのない圧倒的な体格という点では、価格に見合うだけのメリットが十分あるキットだと思います。大きさに弱い方には必携アイテムですね。:-)

1/48 メガサイズモデル ガンダム | 2010.2 | ¥8,300

AIこのページは Claude Sonnet が翻訳しました。