Kit Review
素組み + スミ入れ
素組み + スミ入れ
スター・ウォーズ エピソード5「帝国の逆襲」に初登場したAT-ATが、バンダイのスター・ウォーズプラモデルとして発売されました。知名度の高いメカということで、バンダイのプラモ化を待ち望んでいた方も多かったと思います。スケールが1/144ということもあり、実際に組んでみると劇中で感じた重厚感よりも、むしろ愛らしさを感じるサイズ感です。キットの大きさだけで見ると1/48 AT-STとほぼ同じボリュームで、このキットもスミ入れ前後の差がかなり大きいですね。
頭部と胴体のディテールはなかなかよくモールドされており、プロポーションに関しては映画からそのまま飛び出してきたような立体感を誇ります。また首関節の可動域が期待以上に優秀で、脚もある程度のポーズは取れるようになっているので様々なポージングが楽しめます。レーザーエフェクトパーツやサイドカバーオープンギミックといったボーナスも用意されています。
脚に設けられたシリンダーは可動式ではなく交換式で形態を再現しているのですが、この部分の設計がちょっと面倒ですね。またコクピット内部のディテールが思ったよりあっさりしている点も惜しいところです。さらに可動に伴って脚がバラけやすい構造(特に連動ギミック部分がポロリしやすい)なので、ポーズを決める際には注意が必要です。それでも関節強度は無難な水準で、ゆるい感じはないので助かりますね。
個人的には期待していたよりも少し残念だったキットです。まず思ったよりキットが小さくて物足りなかったこと、そして脚のギミックやコクピットなどにどこかあっさりした印象を受けたためです。ディテールも下面と背面を除けば全体的に少し単調な感じがあります。シリーズ屈指の傑作であるミレニアム・ファルコンのように、開発に情熱を燃やして作り込んだキットとは少し違う印象です。
AT-ATがバンダイによって無難な品質でプラモ化されたことに意義があるキットで、スケールが小さいため一緒に並べられるキットがあまりないのは難点ですが、スター・ウォーズファンには十分に意味のある一品だと思います。
1/144 AT-AT | 2017.3 | ¥4,800
AIこのページは Claude Sonnet が翻訳しました。