UC HG

1/35 U.C.HARD GRAPH 地球連邦軍 陸戦MS小隊ブリーフィングセット

Kit Review

素組み+デカール

不運(?)なハードグラフシリーズ第3弾は、MS第08小隊を舞台にした08小隊ブリーフィングセットです。普通にホバートラックセットと呼んだほうが実態に近い気もしますが…(第2弾がザク頭部セットと言われたように)このキットはまずボックスのサイズからして4000円クラスの大きな箱で存在感を放っており、パーツ数もかなり多め。シリーズを重ねるごとにどんどん大型化していくハードグラフシリーズです。

キットの内容は大型のホバートラック1台とフィギュア5体、アクセサリーで構成されており…ホバートラックは完成させると非常に大きく感じます。正確に言えば、ガンプラの世界でこれほどの存在感を持つメカがほかにないからこそ、余計にそう感じるのかもしれません。設定上のサイズもかなり大きいため、タミヤの1/35戦車を作り慣れた方が見ても相当大きく感じるサイズです。

いずれにせよ、そのサイズから来る迫力はなかなかのもので、ディテールもミリタリールック(?)らしく、通常のガンプラとは違ってあちこちにパーツが付いていてモールドも豊富です。ただ、これはあくまで一般的なガンプラと比べての話であって、タミヤのAFVキットと比べるとディテールは少し物足りない印象です。何より内部ギミックがまったく作られていないので…ハッチやドアを開けてもガランとしていて、あまり開けたいという気になれません T_T

そして、このキットで一番もやもやする部分が…ハッチオープンがしっかり機能すれば色々と使い道があって楽しそうなんですが…ハッチは開くものの、開閉できるギミックが十分に用意されていません。ほとんどが開いた状態か閉じた状態かを選んで接着するという方式なので、一般的なガンプラユーザーとしてはちょっと微妙です。ミリタリーキット寄りの仕様になってしまっているんですよね。特にドアくらいは開閉ギミックを付けてほしかったなぁと思いますね ^^;

フィギュアのクオリティは前作と同程度で、それなりにきれいな色分けではあるものの、顔の造形がおかしいのも相変わらずです;特に主人公のシロー・アマダのフィギュアの顔はどうにもマッチしない…;; カレンお姉さんの顔も残念 T_T 顔には期待しないほうがいいキットです。それよりも机や椅子、ビールジョッキといったアクセサリーのほうがかわいいですよ ^^

他のハードグラフシリーズと同様に、このキットも組み立てにかなり時間がかかります。一般的なスナップタイト式のガンプラよりもずっと時間がかかります。長所とも言えるし、短所とも言えるところですね。

もともとミリタリー風のガンプラを目指したハードグラフシリーズですが、ある意味このブリーフィングセットに来て、最もミリタリーらしいキットになったと思います。前作のワッパやザクの頭部は典型的なSF的構造物ですが、このホバートラックは本当に軍隊で使う装備のような雰囲気がありますから。

ミリタリーキットとしてはタミヤより少し劣るクオリティに感じますが、ガンプラよりはずっと精巧な印象。まさにそんな感じです。組み立て方はスナップタイトと接着剤を組み合わせた典型的なバンダイ式ガンプラ…^^; 相変わらずポジションが少し曖昧なキットですが、ある意味それがハードグラフ自体の特徴なんでしょうね。

08小隊のホバートラックが気になっていた方、バンダイ式の新しい組み心地を試してみたい方、ミリタリーにも興味があるけど主にガンプラを楽しんでいる方…それなりに需要のあるキットです。価格がもう少し安ければよかったんですけどね、うーん。

1/35 U.C.HARD GRAPH 地球連邦軍 陸戦MS小隊ブリーフィングセット| 2007.1 | ¥5,500

AIこのページは Claude Sonnet が翻訳しました。