ヤマト 1/1000

1/1000 宇宙戦艦ヤマト2199

Kit Review

素組み

PG級の超豪華版1/350、そして少し前に精密に発売された1/500に続き、今回は2199バージョンの1/1000 宇宙戦艦ヤマト2199が登場しました。まずボックスを開けて驚いたのは、小さいサイズにもかかわらず思ったより多いランナーとパーツ数です。箱が小さいのに価格が3800円というのが少し不思議に思えましたが、中身を見れば納得です。MG級の価格に、MG級のボリュームですね。

実際、通常のMGを上回るような組み立て時間が必要で、RGのように非常に小さなパーツがずらりと並んでいるため、かなり集中力を要するキットです。特に接着剤なしでは組み立てがやや難しく、普通のスナップフィットのつもりで組んでいくと、少しの衝撃でポロリするパーツや細い砲身に戸惑うこともあります。パーツが非常に小さく繊細なのでピンセットでゆっくり慎重に扱う必要があるなど、組み立て難易度は見た目よりかなり高めです。接着剤も一般的なものより、組み立て後に流し込むタイプを使って固定するほうが有利で、あらゆる面で1/500キットよりもはるかに組み立てが難しい印象です。

こうした複雑で精巧な組み立て工程のおかげで、最近発売されたヤマトの中で最も小さいスケールにもかかわらず、上位スケールと同等、いやそれを上回るレベルの素晴らしいディテールが際立っています。ヤマト特有の小さくびっしりと並んだ砲身は一門も漏れなく正確に再現されており、艦橋のディテール一つひとつも設定通りに再現されていて驚かされます。おそらくバンダイはRGラインナップで小さなパーツの再現に自信をつけたのでしょうね。

さらにそれだけにとどまらず、他のスケールでは見られなかったメカニックモデルとしてのオプションも追加されています。左後部の装甲を開いて艦載機格納庫ユニットを出し入れできるのですが、この格納庫ユニットのディテールはまさに芸術的です。格納庫ユニットにはコスモファルコンを合計32機収納でき、格納庫カバー内側のモールドも非常に精巧で、収納した状態で展示するメカニックモデルとしての見栄えも抜群です。

それに加えて、大型スケールで実装されていた主砲の連動ギミックまでもが、まったく同じ、それも完全に同一の構造で再現されています。主砲を回転させると砲身が一門ずつ自動的に順番に上がっていく連動ギミックなのですが、これまで再現されるとは思っていませんでした。ただ、サイズが小さいせいか連動ギミックの動作がやや不自然な面はあります。それでも再現されていること自体が驚きです。

その他にも、アクションベース1との接続用ジョイントパーツが付属しているのも嬉しいポイントで、ボーナスとして旧版キットのガミラス帝国軍デスラー三段空母キットまで同梱されているのも特徴的です。クオリティは典型的な旧版キットですが、本体のヤマト自体の組み立てもそれなりにハードなので、この旧版キットまで接着剤をフルに使って仕上げるのはちょっと面倒に感じてしまい…蛇足のように思えてしまうこともあります ^^;;

結果として、このキットをひと言でまとめるなら、 RGヤマト と呼べるでしょう。

サイズは小さいながら大型スケールと同等、あるいはそれ以上のディテールで再現されている点、そして驚くほど小さなパーツのオンパレード、豊富なオプション類など。バンダイが本気でRGらしく作り上げたヤマトですね。

組み立て前の多数のランナーとパーツに驚き、組み立てながら無数の小さなパーツを処理する忍耐の時間を過ごし、完成後の精密なディテールに改めて驚かされる、そんなキットです。特に細かい砲身一門一門まで丁寧に再現されていますが、非常に薄く細いため少し扱いを誤るだけで折れたり曲がったりしやすく、ゲート処理が非常に神経を使うキットでもあります。

いずれにせよ、予想を超える超精密クオリティに驚かされたキットで、30cmほどの小さなヤマトにこれほどのディテールとギミックが詰め込まれていることに、なんとも感慨深いものがあります。私のように幼い頃にヤマトのようなメカに憧れと思い出を持つ古参ファンには本当に素晴らしいプレゼントなのですが…組み立て工程がやや疲れを感じさせるのを見ると、40代に差し掛かった古参ファンらしく、やはり歳を取ったのだなと、なんとも複雑な気持ちになるキットですね :-)

1/1000 宇宙戦艦ヤマト2199 | 2012. 7 | ¥3,800

AIこのページは Claude Sonnet が翻訳しました。