ヤマト 1/72

1/72 コスモゼロ α1(古代機)

Kit Review

素組み

続々と展開されるヤマト2199プラモデルシリーズ、今回は戦闘機のラインナップが追加されました。その第一弾はコスモゼロ・古代機で、ヤマトを代表する宇宙戦闘機です。このコスモゼロは2007年にEXスケールで3500円という高価格で発売されたことがありますが、EXシリーズの特性上、コストパフォーマンスがあまり良くないキットでした。ところが今回発売された新版コスモゼロは、2800円という安価な価格で数倍のクオリティで登場しました。^^

まず他のヤマト2199キットと同様に、かなり丁寧な色分けに加え、それらしいパネルライン、そして80%以上がスナップフィットで組み立てられるよう設計された金型、最新のプロポーションなど、確かに新製品らしい魅力を見せてくれています。通常こういったキットは塗装派向けに作られることが多いものですが、このキットは基本的に素組みにスミ入れ程度を求めるユーザーのために開発されたような印象のキットです。

ただ、いざ完成させてみると少し中途半端な印象を受けます。プロポーションを優先するために各種可動ギミックをすべて差し替え式で再現しているため、やや不便に感じる部分があり、意外と接着剤で固定しなければならないパーツが多いことも原因のようです。決定的なのは、なんと4種類にも及ぶ豪華な武装セットが付属するにもかかわらず、すべて接着固定方式のため換装が難しいという点で、惜しさが残ります。せっかくこれだけスナップフィット式のメカニックキットとして作るなら、カッコいい武装も気分に応じて付け替えられればよかったのですが。上のレビューでは4種類の武装をすべて装着したように見えますが、実際には接着しては無理やり剥がすという作業を繰り返した苦労の結果です ;;

今回の新版コスモゼロの目玉は格納モードの再現で、100%差し替え式での再現のため変換作業がやや面倒ではあるものの、格納モードの見た目だけは本当にそれらしく、よく仕上がっていると思います。ただやはり、こうしてガンプラ風に展開するなら、多少ゴツくなっても可動式にしてほしかったという気持ちもあります。

総合的に正直にまとめると、コンセプトが少し曖昧なキットという印象を受けます。スナップフィットと色分けを基本とした高級メカニックプラモのような顔をしながら、接着剤の使用や複雑な着脱作業、武装の換装ができない点など、やはりどちらかといえば塗装派向けのプラモのような感覚も残ります。一方で塗装派から見れば、精密なエアロモデルと比べると相対的にディテールが大雑把に感じられるかもしれません。

しかしコスモゼロのプラモデルとして決定版であることに異論はないでしょう。ヤマトが好きで高品質なSF飛行体を好む塗装愛好家には非常に嬉しいアイテムですし(パーツ分割のおかげでマスキング不要!)、素組み派であってもスミ入れを施すだけでかなり満足のいく仕上がりになるはずです。いずれにせよ総合的に見て、私自身もかなり楽しく作ることができたので、ヤマトファンとメカ系飛行体が好きな方にはお勧めできるキットだと言えます :-)

1/72 コスモゼロ α1(古代機) | 2013. 2 | ¥2,800

AIこのページは Claude Sonnet が翻訳しました。