Kit Review
素組み + シール + スミ入れ
素組み + シール + スミ入れ
2019年12月、ガンダム40周年記念としてHG ガンダムG40 [インダストリアルデザインバージョン]が発売されました。HG 30周年ガンダムが出たのがついこの間のようなのに、もう40周年とは…T_T 月日が経つのは早いですね。
今回の40周年ガンダムは[インダストリアルデザインバージョン]というサブタイトルが付き、レトロ調のデザインで登場しました。なんとなくHG ガンダムGセルフを思わせる色味とデザインで、全体的な雰囲気はRX-78-2 ガンダムそのものですが、細部のディテールはかなり異なる形にリモデリングされていますね。メカデザインはインダストリアルデザイナーの奥山清行氏が担当しており、ポルシェ911からエンツォ・フェラーリまで華々しいキャリアを誇る自動車デザイナーでもあります。そのせいか、どう変えても似たり寄ったりだった従来のファーストとは確かに一味違う印象がありますね。
今回の40周年ガンダムの主なポイントは周知のとおり「圧倒的な可動域」です。上の可動テストショットでご覧のとおり、これまで見たことのない斬新な可動ギミックが随所に採用されており、おかげで驚くほど自然で躍動的なポーズを演出することができます。
最も目を引く関節は股関節部です。2段階で降りてくるギミックに加え、太もも内側から追加関節が飛び出して折れ曲がる構造になっており、あらゆる方向へ自由に動かせます。おそらくスカートを固定式で再現するために、このようなユニークな関節設計にしたのでしょう。また、すねと前腕の中間部が45度回転するギミックも備わっており、可動範囲は狭いながらも自然に体をひねる動きまで表現できます。この股関節の完全張り出しと45度回転可動ギミックは、これまでに見たことのない方式ですね。
腰も赤いパーツの上下が分離しながら四方向に曲がり、足裏は3分割方式で自然なポーズを作ることができます。肩も上下に非常に自然に可動しますが、前後方向の可動角だけは平均以下の水準にとどまっています。そのほか手首も180度の範囲でグリグリ回るなど、総合的に見て過去最高クラスの可動域を誇っています。おかげで見たこともないような不思議なポーズや躍動的な姿勢を思う存分楽しめますね。
これほど素晴らしい可動域を持ちながらも、残念な点もいくつかあります。まずポリキャップを使用していないため、可動の感触が従来のなめらかな感じとは少し異なります。また可動部が多すぎるせいか、自立させたりポーズを決めたりする際に角度を合わせるのに少し時間がかかることがあります。特に3分割される足裏は、可動しすぎるせいで地面にしっかり接地させる感覚を出すのがなぜか難しいですね。また腰関節は柔軟ではあるものの、あまり強く曲げすぎると外れてしまうことがあり、再度はめ直すのが容易でない構造のため、腰を分解して再組み立てしなければならないケースも出てきます。さらに最近のキットらしくなく股関節部にスタンド用の穴がないため、コ字型の別途サポートアームが付いたアクションベースを使う必要があるという点も、やや不便に感じますね。
最後に価格についてですが…内容構成だけ見れば大体1,200〜1,400円相当なのに、豪華なスペシャルブックレットまで付いて3,000円での発売となりました。もちろん記念版なので価格が多少高いのは理解できますが、ブックレットを省いて2,000円前後で出してくれた方がよかったのでは、という惜しさは残りますね…。
とはいえ、さまざまな面で革新的な要素が多い、新鮮なHG RX-78-2 ガンダムであるというだけで、3,000円を投資する価値は十分にあると思います。レトロ調のデザインに抵抗がなければ、すべてのガンプラファンにおすすめしたい楽しいガンプラであることは間違いないでしょう :-)
HG 1/144 ガンダムG40 (Industrial Design Ver.) | 2019.12 | ¥3,000
AIこのページは Claude Sonnet が翻訳しました。