Kit Review
素組み
+ スミ入れ + シール
素組み
+ スミ入れ + シール
ユニコーンで埋め尽くされていたHGUCラインナップに、突如として0083のザクII F2が割り込んできました。過去のMGを振り返ってみると、MG ザクF2が既存のMG ザク1.0の品質を完全に超える名作として登場したことがありました。今見てもMG ザクF2は、構造的にもプロポーション的にも文句のつけようがない良キットです。当時MG ザク1.0はいろいろと物足りない点が多かったため、「MG ザクF2こそ真にザクらしい品質だ!」と感動した記憶が鮮明に残っています。
なぜ急にMG ザクF2の話を持ち出したかというと、HGUC ザクF2でも同じような感動を味わえたからです。HGUC ザクIIもそれなりに良かったのですが、今となってはプロポーションや構造面でちょっと惜しい点が少なくありません。むしろ後から出たザクIの方が出来が良かったくらいで、絶対的な品質を誇るMG ザク2.0が登場した今となっては、HGUC ザクIIの物足りなさがより際立って見えていました。
そんな中、今回登場したHGUC ザクF2…これは名品ですね!MGでのフラッシュバックが次々と蘇ってきます。MGであれHGUCであれ、ザクF2は既存の品質を一段階引き上げてくれますね。現在のガンプララインナップに多大な影響を与えている カクセンセイがデザインしたザクということで、バンダイの開発陣がいつも以上に気を遣って(?)丁寧に設計しているんじゃないかとも思えてきます。^^;(「これを下手に作ったらカクセンセイに完全に怒られるぞ…」なんて思いながら)
HGUC ザクF2の最大の魅力は、やはりプロポーションではないでしょうか。写真でご覧のとおり、バランス的にほぼ完璧な印象を受けるのですが、少し前に発売された0080のザクFZと比べると、その差がより一層はっきりと感じられます。一言で言えば、とにかく美しいんです。特にカクセンセイ特有の、角張っているようでいて柔らかいラインが非常によく表現されています。
HGUCでは珍しい太もも一体成形をはじめ、合わせ目もほとんど目立たないよう巧みに分割された腕脚、美しく安定した成形色、しっかりとした関節強度など…組みながら感じる手応えが相当なものです。武装も充実している方ですね。ただ可動域は少し意外なほど平凡で、正座のようなポーズは再現できませんが、なぜか飾っておくだけで絵になるザクです。
可動域がもう少し広ければという惜しさはあるものの、見た目以上に手に取って組んでいく過程の手応えが本当に良いキットなので、すべてのガンプラファンに広くおすすめできる、スッキリとした名品HGUCです :-)
HGUC 1/144 MS-06F-2 ザクII(ジオン軍仕様) | 2010.2 | ¥1,700
AIこのページは Claude Sonnet が翻訳しました。