HGUC RMS-179

HGUC 1/144 ジムII

Kit Review

素組み

なかなか出そうで出なかったゼータガンダムのジムIIが、ついにHGUCラインナップに登場しました。ただし、突然HGUCゼータのラインナップが再開されたわけではなく…ユニコーンに登場するジムIIIが発売されたことで、その延長線上におまけ的に発売されたキットです。実際にランナーとパーツ構成を見ると、かなりの部分でジムIIIの構造やパーツを流用しており、そのためオールドファンの間では設定無視だと論争を巻き起こした、やる気のないキットになってしまいましたね;;

基本構成がジムIIIと同じなので、可動域とクオリティも同等のレベルです。最新のポリキャップを使用しており、安定感のある関節と無難な可動域を見せてくれてはいます。ただしジムIIIと同様に、腕の可動域は良好なのに脚の可動域がいまひとつで、実際のアクションポーズはあまり自然に決まらない面もあります。

このようにキット自体のスタイルとクオリティは新製品らしく平均以上ではあるのですが…設定上はオリジナルのジムをディテールアップしたような雰囲気であるべきジムIIが、ジムIIIの装甲脱着形態のような形で出てきてしまった点が問題として指摘されています。全体的なプロポーションもそうですし、肘の関節構造も設定とは異なる新型の関節形状になっているなど、一言で言えば設定破壊の典型を見せてくれるキットになってしまいました。

もちろん「出てくれただけでもありがたい」とは言えるのですが、そもそもこの機体自体がオールドファン好みのアイテムであるという観点から見ると、やる気のないバリエーションという印象はなかなか拭えないキットです。オールドファン向けのキットなら、オールドファンの好みに合わせてほしいものですよね。そのせいか、発売後はもちろん発売前からかなりの批判を浴びていました。

何かと論争を抱えたキットにはなってしまいましたが…キット単体で見ればクオリティはきれいにまとまっているので、多少の設定破壊に目をつぶれるなら十分楽しめると思います。:-)

HGUC 1/144 ジムII | 2011.10 | ¥1,400

AIこのページは Claude Sonnet が翻訳しました。