Kit Review
素組み+スミ入れ+シール貼り
素組み+スミ入れ+シール貼り
インジェクションキットではまず出ないだろうと思われていた0083のドラッツェが、ついにHGUCとして発売されました。おそらく『機動戦士ガンダムUC』にピンク色のユニコーンバージョンのドラッツェが登場するため、0083バージョンもついでに出ることになったようですね。いずれにせよ、ユニコーンのアニメのおかげで新たに発売される旧キットが増えているのは、なかなかありがたいことだと思います。
ドラッツェは0083当時、デラーズ・フリートが苦肉の策として脚の代わりにプロペラントタンクを取り付けて送り出した、不遇の機体です。いわば使い捨て(?)の脇役ではありますが、独特の個性的なデザインを持ち、これまでレジンキットでしかお目にかかれなかった機体が、こうして正式に発売されただけでも十分ありがたいですね^^
ドラッツェの右腕部分は通常の腕と3連装40mmバルカンのどちらかを選んで組み立てることができますが、差し替え式ではなく分解・再組み立てが必要です。そのほか、シールドに固定されたビームサーベルもしっかり再現されており、シールとはいえ巨大な肩アーマーのバーニアも色再現がされているなど、構成自体は悪くありません。
ただ、実際に手を動かして感じるこのキット全体のクオリティは、思ったより高くはありません。なんというか、ちょうど10年以上前の初期HGUCキットが発売されていた頃の品質といった感じです。パーツ構成もシンプルで、関節強度もガタガタではないものの全体的にタイト感がなく、ディテールも若干ぼんやりしています。旧バージョンHGUCのパーツを流用したわけでもなく、新規金型のキットなのにこれほどオールドな手触りを与えてくれるとは…少々不思議な感じです。それでいてキットの価格は2000円と、内容に対してやや割高感もあります。
結論としては、キットのクオリティは良くも悪くもなく、どこか昔ながらの雰囲気のキットですが、「出てくれただけでありがたい」という類のキットと言えそうです。そもそもスタイル自体がかなり独特なので好みが分かれる機体であり、オールドファンを中心に少量が売れるタイプのキットといった感じですね^^;
そして面白いことに、こうして青い0083バージョンのドラッツェはHGUCとして発売されたのですが…このキットの発売のきっかけとなったピンク色のユニコーンバージョンのドラッツェは限定品として発売されるとのこと。なんとも不思議な商品化の方針ですね…;;
HGUC 1/144 ドラッツェ | 2011.11 | ¥2,000
AIこのページは Claude Sonnet が翻訳しました。