HGUC MSM-04G

HGUC 1/144 ジュアッグ(ユニコーンVer.)

Kit Review

素組み + スミ入れ

なんと、まあ。ジュアッグがHGUCで出るとは!!

ガンダムUC、つまりユニコーンがアニメ化されたことでHGUCのラインナップにも復古の風が吹いていましたが、ちょっとだけ登場したオリジナル宇宙世紀の機体がキット化され、オールドファンを喜ばせてくれました。そうして新たに生まれ変わったジム III やドラッツェといったクラシックな宇宙世紀の機体もありましたが、今回はジュアッグが再誕しましたね。他でもない、あのジュアッグがですよ…。

ジュアッグはRX-78-2 ガンダムに登場するジオン軍の異形のMSで、同系列のゴッグやアッガイよりもさらにグロテスクなデザインをしています。象の鼻のように長い鼻(あるいは口?)、指の代わりにロケットランチャーが3基ついた手、平べったい頭部など…どことなくエイリアンをイメージして描かれたデザインだという気がしますね。

バンダイのガンプラ開発者たちは、古い宇宙世紀の機体ほど手をかけて設計する傾向があるんですよね。今でも名作キットと呼ばれるMG ザクII 2.0、アッガイ、ボールなどを見ると、特にそう感じます。そして新たにオールドファンのために設計されたHGUC ジュアッグも、期待に応えるハイクオリティなキットに仕上がっていますね^^

プロポーションを見ると、クラシックなデザインをうまく活かしつつ、適度にリファインされて出てきた印象です。色分けもそれなりに頑張っており、素組みだけでも十分に雰囲気が出ているのですが、胸部の赤いビーム砲4基はシールで処理する仕様になっていて、少し残念でした。もう少し工夫すればパーツ分割できたはずなんですけどね。うーん。

可動域は評価しにくいデザインなんですよね…中間の関節がとくにない形状なのでそうなるんですが、それでもあちこち動いて腰も可動するなど、さまざまなアクションポーズをとるのに大きな支障はありません。そして指の代わりについている3基のロケットランチャーもそれぞれある程度個別に可動でき、各接続部にはボールジョイントを採用しているので、意外と柔軟に動かせますね^^

また、多段式で構成された鼻の可動にも注目する必要があります。被覆ワイヤーを節ごとに内部に通して接続する方式で、柔軟に動かせるようになっています。さらに針金状の内部ワイヤーのおかげで、動かした後の保持力も完璧で、このキット最大の見どころとなるギミックではないかと思います。

ジオンの象徴であるモノアイは、頭部下のレバーを使ってさまざまな角度に回転させることができます。目を保護する透明なフロントガラス部分には、別途付属する透明セロファンを差し込んで構成されています。この透明セロファンには目盛りまで印刷されているなど、HGUCらしからぬほどディテールにかなり気を配った跡が見受けられますね^^

全体的な組み心地は「非常に良い」と言えるレベルで、独特かつ丁寧なパーツ構成と楽しい組み立て感のおかげで、ジュアッグを初めて見る新世代の方にもおすすめできる良いキットです。(もちろん、奇妙なデザインへの抵抗が少なければ…)いずれにせよ、久しぶりにある種の職人魂を感じられるキットに出会えましたね。

HGUC ジュアッグは、オールドファンのおじさんたちなら問答無用でマストバイなアイテムです^^ 出てくれただけでもありがたいのに、品質もほかのHGUCより少し特別です。さらに、子どもの頃に大百科などで見たあの怪物じみたデザインが30年ぶりにすっきりと生まれ変わったわけですから、その胸いっぱいの感動と思い出を呼び起こすという点で、アッガイやゾックよりも強い何かがあるんですよね。おそらく、絶対にHGUCで出るはずがないと思っていたアイテムに不意を突かれたからこそ、余計にそう感じるのかもしれませんが…。恐る恐るながら、ゾゴック、アッグ、アッガイ(アッガイとは別の機体)といった兄弟機の発売にも期待してしまいますね :-)

HGUC 1/144 ジュアッグ(ユニコーンVer.) | 2012.3 | ¥1,900

AIこのページは Claude Sonnet が翻訳しました。