HGUC RAS-96

HGUC 1/144 アンクシャ

Kit Review

素組み + シール + スミ入れ

ユニコーンが独走するHGUCラインナップに、アッシマーの後継機とも言えるアンクシャが登場しました。見た瞬間に「これはアッシマーの後継機だ!」とひと目でわかるデザインですね ^^

まず機体全体のサイズが先輩のアッシマーより大きくなり、巨大なビームライフルを両腕に装備しているせいか、かなりがっしりとした体格になっています。また完全にグリーン系のカラーリングに変わったことで、なんとなくエコ(?)な雰囲気の機体になった気もしますね。

変形機体の多くがそうであるように、変形ギミックに重点を置いているぶん可動域はあまり広くありません。腕はまあそれなりとして、脚の開き角度が非常に狭く回転もしにくいため、ダイナミックな開き脚ポーズはなかなか決まりません。膝関節そのものの曲がりはかなり良好なのですが、実際にかっこいいアクションポーズを取らせるのは難しいですね。その代わり最新キットらしくポリキャップの出来も良く、関節強度は十分に優秀と言えます。

変形プロセスはアッシマーと似ているようで異なっており、頭部・胴体・腕の構成はほぼ同じと言えますが、下半身側の変形方式が若干変わっていて、全体的に変形工程が簡略化されています。中央の円盤部分のサイズはアッシマーと同程度ですが、脚がずっと長く大きいうえに背部の翼やビームライフルもあるため、モビルアーマー形態でもかなり大柄な印象を与えています。

変形プロセス自体はアッシマーよりずっとスムーズな感じがするのですが…久しぶりにアッシマーも引っ張り出して変形させてみると、なんとも複雑な気持ちになります。アッシマーの場合は脱着を最小限に抑えようという開発者魂が宿っていて、小スケールにもかかわらず拳を前腕内に収納したり、下半身を多重ギミックで折りたたんで回転させて位置を変えたり、脚の長さが絶妙に伸縮するギミックまで盛り込まれていました。一方アンクシャは手首も外す、胸の中央パーツも外す、下半身も分離して再結合するなど、全体的にシンプルな作りになっている印象です。裏を返せば、それだけ設計コストを抑えた簡略化された方式に退化した感じもして、あまりすっきりしません。なんか塩の抜けたソルロンタンみたいな、MGマラサイを作ったあとにさらにそう感じるというか…(バンダイも商売しなきゃいけないし..)

とはいえ変形機体として十分に完成度の高い変形機能を備えており、変形後の固定もしっかりしているため、キット全体のクオリティは十分に高いと言えます。脚の可動域がやや物足りない点は変形機体なのである程度は仕方ないですし、HGUCにしては存在感が大きいという点もなかなかの魅力ポイントかと。アッシマーと比べると存在感やカリスマ性では一歩譲りますが、最新のHGUC変形キットを作るという点で大きな意義があるキットだと思います。:-)

HGUC 1/144 アンクシャ | 2012.5 | ¥2,800

AIこのページは Claude Sonnet が翻訳しました。