HGUC RX-160S

HGUC 1/144 バイアラン・カスタム

Kit Review

素組み + シール + スミ入れ

おお〜、ユニコーンマジックは尽きることがないな〜
今回もまた意外な機体、バイアラン・カスタムです。既存のゼータガンダムに登場するバイアランをカスタム化したものではあるんですが……他のユニコーンバージョンが少しずつリファインされていたのとは違い、バイアラン・カスタムはオリジナルのバイアランとかなり異なるデザインになっています。全体的なシルエットやスタイルは似ているものの、胴体がちょっと似ているくらいで、腕やバックパック、脚部などは事実上まったく別のデザインと見ていいでしょう。そのため、ゼータのバイアランを期待していた方には、少々微妙なキットかもしれませんね。

スタイルだけ見れば最新デザインに一新された印象なんですが……なんというか、色味といい角張ったデザインといい、従来の優雅なバイアランとは違って、どこか不気味な(-_-)印象すら受けてしまいます。

そもそもバイアラン自体がかなり大型のMSなので、このキットもHGUCの中では特大サイズでの登場です。(もちろんサイコガンダムなんかと比べてはいけませんが……)パッと見はMG並みのボリュームとも言えるくらいで、価格も2600円とHGUCにしては高めの設定、パーツ数もかなり多いです。一点ぜひ褒めたいのは、大型キットらしく色分けがしっかりされていて、素組みにシール貼りだけでも設定色をほぼ完璧に再現できている点です。ただ、成形色がとびきり高級感のある仕上がりかというとそうでもないので、その点はご参考まで。

ごちゃごちゃとした複雑な形状のせいで可動域や関節強度が心配になるデザインではあるんですが……幸い、思ったよりかなり柔軟な可動域と無難な関節強度を見せてくれています。上半身が大きいので自立させる際は重心をうまく合わせる必要はありますが、特に大きな問題というほどではないですね。

別途の武装はなく、ビームサーベル用のビームパーツが2本付属するだけなので、多彩なアクションポーズを再現するのは少々難しいです。ただ、とにかく個性的でボリューム満点のスタイルなので、少し腕を広げるだけでも迫力あるポーズが決まる、いわゆる典型的なボリューム系キットと言えるでしょう。

デザインがかなり変わってしまってアイデンティティが曖昧ではありますが、ゼータ/ダブルゼータ時代の個性豊かなMSに思い入れのあるオールドファンには、きっと楽しいキットになるはずです。バンダイとしては、やや古めかしい印象のゼータ時代のデザインよりも、ユニコーンというタイトルで現代風にリファインされたキットの方が売れると考えているようです。そうして売れれば、オリジナルバージョンも発売する計画があるかもしれませんが……過去の例を見ると、あまり期待はできなさそうで、ユニコーンバージョンで満足するしかなさそうですね。特にバイアランはパーツの半数以上を差し替えないとオリジナルバージョンを構成できなさそうなので、なおさらです -_-;

いずれにせよ、こういった形でさまざまな懐かしの機体が生まれ変わるのは歓迎すべきことです。個人的には期待以上のクオリティを感じられたキットで、きれいな組み立てとスタイリッシュな見た目に興味があるなら、特にボリューム感のあるキットが好きなガンプラファンなら楽しく作れるキットだと思いますよ :-)

HGUC 1/144 バイアラン・カスタム | 2012.11 | ¥2,600

AIこのページは Claude Sonnet が翻訳しました。