Kit Review
素組み + スミ入れ + シール
素組み + スミ入れ + シール
ネタ不足に悩んでいたHGUCラインナップに、既存のHGUCキットを最新技術で生まれ変わらせる「リバイブ」シリーズがスタートしました。そしてその第1弾として、自然な流れでHGUC第1号キットであるガンキャノンが発売されましたね。初期版HGUCガンキャノンが発売されたのが1999年ですから、実に16年ぶりの復活です。^^
まずリバイブ版ガンキャノンは、組み立て工程から初期版と大きな違いを見せてくれます。ランナー自体が以前よりも柔らかくなった感じで、ランナーから切り離してゲートを処理する作業もとてもスムーズ。おかげで、気持ちよくパチッとはまる、滑らかで上質な組み心地を楽しめます。
ただ、完成した姿だけを見ると、ノーマル版に比べてディテールが特別精密になった印象はないんですよね。その代わりプロポーションは最新スタイルに完全刷新され、全体的にスリムな仕上がりになっています。特に頭部が初期版に比べてかなり小さくなっているのですが、その差が大きすぎて好みが分かれそうです。ガンキャノンといえば男らしい無骨さと、どこか愛嬌のある機体だったはずなのに、頭部が小さくなりすぎて女性的な印象すら漂ってきそうですね。
各関節を動かしてみると、初期版に比べて明らかに進化した印象を受けます。しっかり折りたためる手足のおかげで、膝立ちや伏せ撃ちといった難易度の高いポーズも自然に再現できています。16年前に発売された初期版もそれなりに可動域は良かったのですが、今回のリバイブ版はより柔軟になった肩・腕・首・足首の関節のおかげで、どんなポーズを取っても躍動感が伝わってきますね。関節強度については、数年前から採用されている新型HGポリキャップらしく、滑らかでありながらしっかり保持してくれます。ただ、いろいろなポーズを取っていると肩関節がポロリしやすい傾向があり、これは新型ポリキャップを採用した多くのキットに共通する問題でもあります。
一点、初期版には付属していたスプレー・ミサイル・ランチャーが、リバイブ版では省かれています。大したアクセサリーパーツではないとはいえ、なぜ新版でわざわざ外したのかよくわかりませんが、もともとアクセサリーが少ないキットなだけに、余計に寂しさを感じてしまいますね..
全体的にまとめると、最新版らしいすっきりしたパーツ構成と組み心地、トップクラスの可動域と洗練されたプロポーションを持つ高品質キットとして生まれ変わりました。ただ、スリムになりすぎたプロポーションと小さくなった頭部については、一部の古参ファンには不満を感じる方もいそうです。とはいえ、絶対的な品質はほぼ文句のつけようがないほどよくできているので、すべてのガンプラファンに自信を持っておすすめできる良キットだと思います :-)
HGUC 1/144 ガンキャノン | 2015.6 | ¥1,400
AIこのページは Claude Sonnet が翻訳しました。