HGCE ZGMF-X56S/α

HGCE 1/144 フォースインパルスガンダム

Kit Review

素組み + シール + スミ入れ

SEEDのような非宇宙世紀の機体もHGUCのラインナップに加えていくHGCEシリーズ、今回はガンダムSEEDのフォースインパルスガンダムです。後半の主役級機体ということもあってHGCEで出ること自体は不思議ではないのですが、ストライクやフリーダムガンダムと比べると人気面ではかなり劣る機体ではあります。

まず12年ぶりのリニューアルにふさわしく、全体的に非常に安定したクオリティを見せてくれます。無駄のないスッキリとした素組みの仕上がり、優れた色分けとプロポーション、高い可動域と関節強度、分離変形ギミックの再現まで丁寧によくできています。特に新型ポリキャップを使った1/144キットでは肩がポロリしやすい問題がよく起きますが、このキットはインパルス特有の肩の変形ギミックのためにポリキャップではなく専用のプラスチックパーツが使われており、肩がまったくポロリせずしっかり固定されています。

残念な点としては、シルエット・フライヤーとコア・スプレンダーが単色成形で出ているため、塗装なしの素組みだけでは見栄えがよくありません。また、シールドの変形ギミックも分離後に再組み立てする方式でやや手間がかかりますが、その分固定がしっかりしているので一長一短といったところです。関節強度は全体的にしっかりしていますが、翼のヒンジ部分だけは何度か動かすとゆるくなって翼が垂れてくる傾向があり、少し補修が必要になりそうです。私の場合は翼のヒンジ部分に接着剤を塗ってしっかり乾かし、皮膜を作ることで関節のガタつきを補強しました。

4機の飛行体に分離変形する機能もよく再現されていますが、もともと変形と呼ぶには関節を曲げるだけのレベルなので、大したギミックは必要ありません。あえて言えば、肩が上方向に90度上がるギミックと膝が逆関節の形で前方に折れるギミックだけは、インパルス特有の変形プロセスのために追加された構造ではあります。ただ、特別なアイデアが盛り込まれているというほどではありません。

いずれにせよ、フォースインパルスガンダムが1/144スケールで完璧に近いレベルで立体化されたことに意義があるキットとして、ガンダムSEEDに思い入れのある方にぜひおすすめしたい高品質なキットですね :-)

HGCE 1/144 フォースインパルスガンダム | 2016.6 | ¥2,100

AIこのページは Claude Sonnet が翻訳しました。