HGUC MSZ-006

HGUC 1/144 ゼータガンダム

Kit Review

素組み + シール + スミ入れ

続くHGUCのバージョンアップラッシュ、今回はHGUC Ζガンダムも新版として生まれ変わりました。ただ、これまでの製品は「REVIVE」という名称で展開されていましたが、今回のΖガンダムは「ガンダムエボリューションプロジェクト(GEP)」という名前を冠して登場しています。バンダイの説明によると、ガンプラ40周年を記念して既存のキットより可動域を大幅にアップグレードしたシリーズとのこと。実質的にはREVIVE版と同じで、名前だけ変わった感じですね -.-

発売予告の時点では、翼部の赤い部分が依然として色分けされていないとして不満の声も上がっていました。黒いままで何事もなかったかのようにスルーしていたHGUC Ζガンダム v1.0とは異なり、GEP版には赤いシールが追加されています。幸いこの赤いシールの色味が悪くなく、きれいに貼ればなかなかいい雰囲気が出ますね。

全体的なプロポーションはRG Ζガンダムをシンプルにした印象ですが、v1.0もプロポーションは悪くなかったので、大きく変わったというほどではありません。ただバンダイの予告どおり、可動域の部分は比べものにならないほどアップグレードされています。まず特殊な肩関節が採用されており、肩が前後上下に広い範囲で動き、腰も前方へかなり倒せます。さらにリアスカートの可動と翼の前後可動というMGにもなかったギミックまで追加され、これまでのどのΖガンダムでも見られなかったダイナミックなポーズが再現できるようになっています。

こうしてv1.0と同様に完全変形ではなく脱着式変形をそのまま採用する代わりに、MSモード時の可動域は他のREVIVEキットと同様に極限まで高められている点が光ります。変形方式も余剰パーツを最小限に抑えることを重視しつつ、最新の設計でぴったりはまるよう精巧に作られています。特にv1.0のウェイブライダーでは腕を完全に省いていましたが、GEP版では腕まで外して内部に収納しながら、v1.0よりもさらにスリムに仕上がっています。

脱着式変形の利点を最大限に活かしたおかげで、ウェイブライダーの剛性と合わせ精度は感嘆するレベルで、これまでのどのウェイブライダーよりもぴったりはまってクリーンな見た目を実現しています。まるでよく設計されたパズルのピースがぴたりとはまるような、あの気持ちよさとでも言いましょうか。変形の手順もv1.0と似ていながらどこか簡単になっていて、変形作業の負担も軽くなっています。特に変形難易度が極悪なRG Ζガンダムと比べると、その差は歴然です。

それでも気になる点をいくつか挙げると、肩横のバーニアは変形のために可動する構造ですが、あまりにも簡単に内側へ入り込んでしまうため、MSモード時の管理が少々面倒です。もちろんこの問題はMGでも同様ですが、このキットはさらに顕著ですね。せっかくアクションポーズを撮影して写真を確認したら肩のバーニアがすっぽり引っ込んでいた、なんてことが頻繁にあって何度も撮り直しました。地味に気になるポイントです。

また、関節強度は全体的にしっかりしていて保持力も高いのですが、バランスが少し合っていない部分があります。肩関節は肩側のボールジョイントと内部の可動関節の2段階で動く構造ですが、ボールジョイントは渋めなのに内部関節が緩めで、肩を回転させる際にバランスが崩れて破損する可能性が非常に高そうです。肩を動かす際は内部関節が折れないよう、慎重に動かす必要がありますので、くれぐれも注意してください。

とはいえ、見違えるほど向上した可動域と優れた変形機構のおかげで、組み立てる楽しさも十分で、完成後に遊ぶ楽しさもたっぷりのキットです。どのREVIVEキットよりも完成度が高いと感じますね。長年ガンプラに慣れきったベテランモデラーでも「おっ!」と思わず唸るような、そんな組み応えのあるキットなので、すべてのガンプラファンに広くおすすめしたい良キットです :-)

HGUC 1/144 ゼータガンダム | 2017.4 | ¥2,000

AIこのページは Claude Sonnet が翻訳しました。