Kit Review
素組み+部分塗装+スミ入れ
--- 部分塗装 拡大ショット ---
素組み+部分塗装+スミ入れ
--- 部分塗装 拡大ショット ---
HGUCにセンチネルのラインナップも加わり始めました。その第一弾としてスペリオルガンダム(Sガンダム)の基本形が発売されましたが、ちょっと微妙な品質での登場となりました。
まず、成形色に大きな期待をしてはいけないキットです。もともとカトキハジメ氏がデザインしたセンチネル系の機体はカラーリングが複雑ですよね。つまり、パーツ分割で設定色を再現するにはスケールの限界がはっきりあって、この1/144 HGUC Sガンダムは設定色が再現できていない箇所が非常に多いです。(上の素組み写真と見比べると、部分塗装したものとかなり違うことがわかります。頭部アンテナや側面のダクト、腕の内側、足の甲、膝など……細かいところまで設定色が再現されていないため、スミ入れだけで楽しんでいた私も結局部分塗装を施しました。ポイントごとに約30か所ほど、黒・赤・緑などのエナメル塗料で部分塗装することになってしまいました。私の作業ペースが遅いせいで、塗装だけで退勤後に1日2時間ずつ3〜4日かかった気がします……。他はともかく、足首部の黄色を自分なりに調色して塗ったんですが、少し濃くなってバランスが合っていません。あまり細かく見ないでください^^;(こう言うと余計に探しそうですが〜)
特に写真でもわかるように、付属のコア・ファイターは……本当に手を抜いたのが丸わかりです -.-; まあ……でも設定色という概念を無視して見れば、そこまでカラーリングが残念なキットではないかもしれませんが……センチネルの素組みファンには物足りなく感じるでしょう。なので、できれば塗装(最低でも部分塗装)をされる方にお勧めしたいキットです。
可動域の方は……かなり低いレベルです。それらしいアクションポーズがほとんど決まらないと思っておいた方がいいかも。変形機能も省かれているのに、なぜここまで可動域が狭く作られているのか、少し残念です。腕はまだ許容範囲ですが、脚部と足部の可動域の限界がはっきりしています。せっかくスケールが小さくて変形機能を諦めたなら、せめて可動域くらいはもう少し良くしてほしかったところです。可動域はほぼ旧キット並みといった感じ……ただしプロポーションは旧キットよりずっとカッコいいですね^^
さらに、腕の関節は渋いのに、肝心のしっかりしていなければならない脚の関節が少し頼りなくて、ポーズをきちんと決めてあげないと後ろに倒れてしまいます……T_T 全体的にポーズを決めようとすると各部の接続がやや緩い傾向があって、ビシッとキマる感じがないんですよね……最も残念な点のひとつです。
いざレビューを書いてみると欠点ばかり並べてしまった気がしますが……長所はやはり旧キットと比べて格段に優れたプロポーションとディテールと言えます。設定色の再現が不十分でも、部分塗装をするか、きれいに塗装した上でポーズが崩れないよう気をつけて飾れば、かなり見栄えのするキットだということです(実際センチネルシリーズ自体そういう傾向がありますよね)。特にSガンダム自体がもともとバックパックの存在感が大きい機体なので、1/144 でありながら1/100に引けを取らないボリュームも魅力のひとつです。
最大の長所はやはり……機体そのものが「カッコいい」という事実に尽きます。^^;
いろいろと欠点はありますが(特に膝関節は本当に気に入らない!)、私自身がセンチネルシリーズをとても好きなので、少し手を加えてポーズをしっかり決めて飾ってみると、それなりに満足できます。ただ、センチネルファンでなければ……あまりお勧めできるキットではないですね。^^;
HGUC 1/144 MSA-0011 Sガンダム | 2001. 9 | ¥1,800
AIこのページは Claude Sonnet が翻訳しました。