HGUC MS-06S

HGUC 1/144 シャア専用ザクII

Kit Review

素組み + シール + スミ入れ

ついにHGUC シャア専用ザクIIも18年ぶりにリニューアルされました。以前、RX-78-2 ガンダムは「リバイブ」、Zガンダムは「G.E.P.」という名称でリニューアルされましたが、今回のザクは「HG シャア専用ザクII」という公式名称で発売されました。明らかにHGUC 234番というナンバリングが付いているにもかかわらず、製品名からはHGUCの名前が省かれています。製品名だけでは新版か旧版かを判断しにくいので、購入の際はボックスアートなどをしっかり確認した方が良さそうです。

まず18年前のザクIIと比べると、小さめの頭部と上半身による最新スタイルのプロポーションに変更されており、ポリキャップレス関節が採用されています。以前とは比べ物にならないほど柔軟な首と腰の関節が採用されており、関節強度は頑丈というよりもやや過剰なくらいです。

特に軟質素材のスカートパーツが追加で付属しており、これに交換すると脚部の可動域が大幅に広がります。自然な正座はもちろん、躍動感ある空中蹴りポーズも可能です。そのほか基本的な武装構成がしっかり揃っており、各種ジョイントパーツでスカートにマウントすることもできます。T字型で固定するスタンド用ジョイントパーツのおかげで、安定した空中ポーズも再現できます。

結果的に18年前とは比べ物にならないほどアップグレードされた、上質なHGUCザクとして生まれ変わったのは確かです。ただ、なんとなく惜しい気持ちも残ります。まず、組み心地や関節の動かし心地が、最近のMGやHGUCで感じられるような滑らかさとはかけ離れています。プラ素材が硬くてゲート処理もひと苦労ですし、関節の動きもHGUCらしくないほど過剰に渋くて、正直不便さすら感じます。それでいて左のスパイクアーマーは保持力が弱くてポロリしやすく、指パーツと手の甲パーツの結合も甘いため、武器を落としてしまうことも多いです。

金型の調整が十分でなく、クリアランスの詰めが甘い印象もあります。そもそも「ザク」なのだから、もう少し職人魂を燃やしてほしかったというのが正直なところです。似たような構成のHG オリジン版ザクと比べても「滑らかさ」が足りません。18年ぶりのザクリニューアルということで期待が大きかった分、余計にそう感じてしまう面もあるのでしょうが……うーん。

いずれにせよ「もう少し滑らかであれば」という惜しさは残りますが、ガンプラファンなら一度作ってみる価値は十分あると思います :-)

HGUC 1/144 シャア専用ザクII | 2020.7 | ¥1,600

AIこのページは Claude Sonnet が翻訳しました。