Kit Review
素組み + スミ入れ
素組み + スミ入れ
Sガンダムに続き、驚くことにゼクアインが発売されました。Sガンダムを皮切りにセンチネル系もHGUCに加わるだろうとは容易に想像できましたが、以前のようにゼータプラスやFAZZではなくゼクアインが発売されたことは、多くの人を驚かせました。センチネルの中でも何かやってくれそうな機体のひとつ、ゼクアインが初めてインジェクションキット化されたわけです。
成形色と色分けはほぼ完璧で、下手をすると安っぽくなりがちな青の成形色も、少し濃いめの落ち着いたトーンでうまくまとまっています。特に通常なら省略されそうなフロントスカートの赤い小さな突起部分まできちんと色分けしてくれているのは、設計者のこだわりが感じられる部分です。ご存知の方はご存知かと思いますが、バンダイの開発チームはセンチネルをとても気に入っているそうです。非アニメシリーズという市場的な弱点のせいで製品展開が限られていただけで…。
ディテールはかなり良い方です。比較できる旧キットすら存在しない初のキット化ではありますが、各部の外装ディテールが充実していて、特に人差し指が動く手やアクション用の左手はなかなか良い出来です。ただ素材にポリ系を使っているため、少し野暮ったい面があります。いっそ通常のプラ素材で手を作ってくれた方が良かったんじゃないかな…とも思いますね。
可動域は平均以下といったところで少々残念でしたが、スタイルが良いので少しポーズを付けるだけで躍動感が出るため、まあ許容範囲です。^^ 関節がゆるくなく適度な渋みがあるので、ぐらつくようなことはありません。ただ膝は…構造的に二重関節にすれば明らかにもっと曲げられそうなのに、90度の可動が実現されていません。うーん、惜しいですね。
一番気になったのは大きなマシンガンです。サイズとスタイルは良いのですが、肩まで繋がる弾倉ラインのせいでポーズを変えることができません。T_T 写真で見せたあの固定ポーズから抜け出せないという欠点があります。もちろんただ飾っておくだけなら気にならないかもしれませんが、もう少し躍動感のあるポーズを作ろうとしても、ほぼあの固定ポーズから動かせません。少し動かすと、ポロリと手が外れてしまいます…(なんとも困ったもので…)
個人的には、やや非主流な機体を積極的に展開するというHGUCの個性を象徴する、非常に代表的なキットだと評価しています。長年ガンダムに親しんできた方々はゼクアインのインジェクションキット化自体にかなり驚かれたと思いますが、私も全く予想外でした。それでいて原作の雰囲気をしっかり再現したディテールとプロポーションで生まれたことは、センチネルファンを感激させました。T_T
欲を言えば…ゼクアインのMk-IIとも言えるゼクツバイ(ドイツ語でアインは1、ツバイは2を意味します)の発売も期待したいところですが、こちらよりさらにマイナーな巨大な機体なので果たして実現するのか…。もしゼクツバイまで出たら、たぶん気絶しそうです。@.@
初のインジェクションキット化、優れた色分け、大きなボリューム。飾っておくだけで感じられる独特の重量感あるカリスマ性など…HGUCを代表する傑作キットとして申し分ないと思います。こういう機体がたくさん売れてこそ、さらにカッコよくて個性的な機体が発売されるでしょう。^^
HGUC 1/144 ゼクアイン | 2001.10 | ¥1,600
AIこのページは Claude Sonnet が翻訳しました。