HGCE GFAS-X1

HG 1/144 デストロイガンダム

Kit Review

素組み + シール + スミ入れ

2005年にSEED DESTINYに登場した超大型MS、デストロイガンダムがHGCEとして発売されました。全高56メートルというガンダムは当時も相当な衝撃でしたが、なかなかの怪作として知られるHGUC サイコガンダムよりも大きいため、プラモ化は難しいと思われていた機体です。それが2024年1月公開の劇場版「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」にも登場したことで、ついに通常のHGではなくHGCEとして堂々とキット化されることになりましたね。

まずそのサイズゆえに、PG並みの価格である13,000円で発売され、箱のサイズも中型PG級となっています。ただしHGCEらしくパーツ数はそれほど多くはなく、骨格目的のフレーム構造は備えているものの、MGやRG/PGラインナップと比べるとディテールはシンプルな仕上がりです。その代わりパーツが大きく組み立てやすいという利点があり、内部が詰まっていないぶんサイズの割にはそれほど重くありません。完成後の高さは約39cmで、背の高い飾り棚でないと収まらないサイズではあります。

大型キットらしく色分けは十分に優秀で、シールを最小限に抑えながらも設定色をほぼ完璧に再現しています。巨大なブロックを組み上げていく感覚で製作でき、完成後の堂々たるサイズと存在感は思わず口が開いてしまうほどです。可動域はサイズ相応に無難なレベルで、肩の可動域は思ったより広くしっかり確保されています。最も心配していた関節強度は、幸いにもしっかりした作りになっています。

頭から足先まで全体的にしっかりと締まった関節のおかげで、脚だけ持って横に傾けても機体がピンと保たれるほどです。付属の大型スタンドとの接続も良好で安定した空中ポーズが決まり、床に立てる際は後ろを支える補助スタンドも付属しているため自立も安定しています。(実際のところバックパックが大きく重いため、補助スタンドなしではほぼ自立不可能ですが..)また腰や首、手首なども回転式ロックピンで接続する方式なので、簡単にポロリしない設計になっています。このようにパーツの固定と関節強度に力を入れて設計されているだけあって、サイズ対比で非常に満足のいく保持力を発揮しています。モビルアーマーへの変形も大きな難所なくうまく再現されており、4基の大型ビームキャノンの角度調整や膝関節を中途半端な角度に曲げる際にも、それぞれ固定ピンが設けられているのでポーズの保持もしっかりできています。

また、このキットの目玉はなんといっても圧倒的な量のビームパーツでしょう。合計36個のビームパーツを全身のビームキャノン/ビーム砲/ビームガンに取り付けることができ、劇中さながらの派手な全弾発射ポーズも再現できます。ただでさえ巨大なキットなのに、ビームパーツまで付けるととんでもないスペースを取りまして、縦横75cmを超えるレビュー用スタジオをぴったり埋め尽くしてしまい、なかなかハードな撮影になりました。

こうして時折巨大な怪作を世に送り出すバンダイですが、2004年のHGUC サイコガンダム以来、久しぶりに登場した超大型MSです。20年のブランクがある分、少なくともサイズ対比での安定性に関しては100点満点中100点をつけたいほどの技術の進化を見せてくれています。PGクラスのお値段とはいえ、SEEDのアニメを楽しんだ方や大型キットが好きな方なら満足できるキットだと思いますよ :-)

HG 1/144 デストロイガンダム | 2024.3 | ¥13,000

AIこのページは Claude Sonnet が翻訳しました。