HGUC RX-110

HGUC 1/144 ガブスレイ

Kit Review

素組み+
スミ入れ

ゼータ劇場版の公開年を迎え、次々とゼータ系の変形キットがHGUCとして生まれ変わっています。2005年の最後を飾るのはガブスレイ! 20年前のデザインにもかかわらず、まったく見劣りしないデザインセンスを持つ名デザインの一つです。

まず最近のHGUCのクオリティは、もはや言うまでもないレベルと言えるでしょう。どれも優れた色分け、しっかりした関節、完全変形、そして素晴らしいプロポーションと、超高品質な行進を続けており、ガブスレイも例外ではありません。なかなか複雑な変形方式を見事に再現しており、十分な色分けと適切なシール処理によって、素組みの状態だけでも満足のいくスタイルを見せてくれます。特に変形キットは関節強度が重要ですが、各関節がしっかり渋めに仕上がっているため、MAモードでの保持力も非常に良好です。またプロポーションと可動域も良好で、飾る際のポーズ決めがとても楽です :-)

アッシマーと同様に、MAモード用のスタンドが付属しています。アッシマーと同じくスタンドの固定部が3方向に回転でき、その回転部はボルト・ワッシャー式で固定されているため、渋みを調整することも可能です。特にこのガブスレイのスタンドで目を引くのが、底面の収納機能です。最近のスタンドはほとんど台座に余剰パーツを収納できるサービスが付いていますが、ガブスレイのスタンドはその中でも最高クラスの収納力を誇ります。変形時に取り外す各種カバーやスタンド固定パーツ、手パーツ、さらにはビームサーベルまで、計9個もの余剰パーツをすべて収納できるようになっています。実際の保管・展示においても非常に便利なサービスと言えます。^^

ガブスレイの変形方式はアッシマーのようにカチッとはまるタイプの変形ではありませんが、十分に新鮮で楽しい変形プロセスです。ちょっと間違えると固定できずにグラグラしてしまいそうな形状ですが、幸いしっかり固定されるので変形の楽しさもひとしおです。大きく分けて、脚部だけがハサミ状に分離するMiddle Formと、完全変形モードのMAモードの2種類に変形でき、どちらもスタンドがあるので展示も容易です。

このキットの最大の不満点は手パーツです。最近の他のキットと同様に手自体のディテールはかなり良い出来ですが、ヘイズルの場合と同じく手パーツ同士の結合がかなり弱いです。特に問題なのはライフル専用の手で……ライフルがかなり大きく長いため、ポーズが決まりにくいです。ヘイズルのように接着剤でくっつけてしまえば簡単に解決できるのですが……問題は変形中にライフルをMAの底面に固定しなければならないため、手を接着してしまうと困るわけです; ヘイズルの場合はライフル専用の手をライフルに接着してしまっても構わないのですが(ビームサーベルを握る手は別に入っているので)、ガブスレイの場合は本当に扱いに困ります -_-; また最近流行りのアクション用平手が入っていない点も少し残念なところ……

ただ通常のMSモードでも接着剤で手を固定しないとまともに保持できないため、接着を避けるのは難しそうです。私の場合もMSモードでの撮影時は手を接着し、MA変形時には無理やり剥がすという作業を繰り返すことになりました;; おそらく多くの方がHGUCガブスレイを組んで一番残念に感じる部分ではないでしょうか。

この手パーツの結合の甘さという問題さえ除けば、ほぼ完璧なHGUCキットです。2006年もゼータ劇場版が続く一年として、パラス・アテネを筆頭にこれからも新鮮なゼータ系変形キットが次々と生まれ変わることを願ってやみません :-)

HGUC 1/144 ガブスレイ | 2005. 12 | ¥1,800

AIこのページは Claude Sonnet が翻訳しました。