HGUC PMX-001

HGUC 1/144 PMX-001 パラス・アテネ

Kit Review

素組み+
スミ入れ

ゼータラッシュが続く最近、また一つの期待作であるパラス・アテネがHGUC化されました。個人的には、あの昔の図鑑時代に最もカルチャーショックを受けたMSのひとつがこのパラス・アテネでした。ギリシャ彫刻のような美しいデザインと色使いは、当時としては非常に印象的な機体でしたね。そして20年が経った今見ても違和感のない、華やかなデザインの機体です。

基本的にパラス・アテネは大柄な機体なので、HGUCの中でもトップクラスのボリュームを誇ります。(もちろんデンドロビウムやサイコガンダムは別格として -.-;;)背面ボリュームが大きいと言われていたディオに匹敵し、ギャプランよりも確実に大きな体格です。キット自体のサイズはMGより小さいですが、大きな背中の装備のおかげで占有面積はたいていのMGより広いです。;

まずこのパラス・アテネキットで目を引くのは色分けの部分です。元々のデザイン自体が色の組み合わせが非常に複雑で派手な方なのですが、いつもより高水準なパーツ分割と絶妙なシール貼りの組み合わせで、設定色を99%再現しています。そのため、この派手なデザインと優れた色表現の組み合わせにより、素組みだけでも非常に存在感のある仕上がりになっています。スミ入れまで入れればさらにスタイルが際立つのですが、見た目に反して意外とスミ入れ作業に時間がかかるキットでもあります。色分けだけでなく、かなりの数の装甲が巧みに分割されているため、合わせ目も最小限に抑えられています。

首・腰・腕に使われた動力パイプは軟質ゴムパーツで再現されていますが、この動力パイプが首や腰の可動時に非常に自然に動いてくれます。軟質パーツで動力パイプを再現したケースは珍しくありませんが、パラス・アテネはとりわけポーズに合わせて自然にしなってくれる動力パイプが、アクションポーズの躍動感をさらに高めてくれています。

背中に付いた大型ミサイル8基はすべて取り外し可能で、ミサイル固定プレートの可動範囲が意外とかなり広いため、さまざまなアクションポーズの再現が可能です。可動域は特別に優れているというレベルではありませんが、足首が柔軟な方なのでポーズは取りやすいです。関節強度は非常にちょうどよく、きつすぎず、かといってゆるい箇所も全くない、絶妙な状態です。

最近のHGUCは手パーツにとても力を入れていますが、残念ながらパラス・アテネの場合は特にアクション用の手は必要ないと判断したようです。:-) 普通の握り手一セットとビームサーベルを持てる右手が一つだけ付属しているだけで、少し物足りなさが残りますね。

今回のパラス・アテネには別途スタンドは付属していませんが、アッシマーとガブスレイに使用されたスタンドと互換性があるよう、股間部に固定部が設けられています。おかげでこのスタンドを使ってより躍動的なポーズの再現が可能で(もちろんアッシマーかガブスレイのどちらか少なくとも一つを持っている方に限りますが..)、足裏のクローポーズなども自然に再現できます。

最近のHGUCのクオリティはMG以上に感動的なことが多いですが、パラス・アテネもガンプラファンを決して失望させない高品質なキットです。価格対比で最高の背面ボリューム、最高レベルのパーツ分割・色分け、そして丈夫で柔軟な関節..何より旧キットとは比べ物にならない素晴らしいプロポーション。ある意味オーソドックスではありますが、スタイル自体が非常に個性的で華やかな機体なので、こうして基本品質に忠実なだけでも非常にカッコいいキットになっています。^^;

元々HGUCシリーズの目標のひとつが、1/100では立体化が難しい大型機体をキット化するというものでしたが、最近になってこの目標に合致するキットが次々と発売されているようですね。パラス・アテネの発売前に次回作がメタスと発表された今、今後のHGUCの展開に引き続き期待させてくれる、手触りの良さと価格対比の満足度が優れた良キットです。個人的には期待していた以上に200%満足したキット!:-)

HGUC 1/144 PMX-001 パラス・アテネ | 2006. 2 | ¥1,800

AIこのページは Claude Sonnet が翻訳しました。