HGUC RMS-099B

HGUC 1/144 シュツルム・ディアス

Kit Review

素組み
+ スミ入れ

突然ながら、発売から9年が経つリックディアスのバリエーションとして、シュツルム・ディアスがHGUCで発売されました。このキットは本当に意外な一品で…あまりにも古いキットの唐突な使い回しという点と、初めてのシュツルム・ディアスのインジェクションキットという点が挙げられます。良い意味でも悪い意味でも、本当に突然のキットであることは間違いありません。

発売の意図はともかく、キット自体は無難でまとまりのあるHGUCです。ただし全体的なクオリティは最近のキットには当然及ばず、ちょうど9年前のキットらしい仕上がりに感じます。

シュツルム・ディアスと既存のリックディアスとの間には微妙な違いがあり、その差異は以下のとおりです。

1. 成形色の組み合わせ変更(鮮やかな朱色)
2. 頭部に指揮官用カバーを追加
3. 膝パーツの変更
4. 脚部バーニアの変更
5. バックパックデザインの微細変更
6. リアスカートがより長くなった
7. 量の多い透明シール

変更点は少なくないのですが、実際のところグライ・バインダーを除くと違いを見つけるのはなかなか難しいです。

シュツルム・ディアスには設定と比べて気になる点があり、それがグライ・バインダーの長さです。各種ガンダム設定資料集に掲載されているシュツルム・ディアスのバインダーは非常に薄く長いのですが、HGUCシュツルム・ディアスのバインダーは明らかに短くなっています。どうせガンダムの世界は設定遊びが当たり前とはいえ、これはさすがに目立ちますね。また、グライ・バインダーが単純に左右分割されたパーツ2枚だけで構成されているため、ディテール面では物足りなさが残ります。一応最新HGUCのはずなのに…もう少し頑張ってほしかったという不満が出るのも無理はないでしょう。

全体的に9年前の旧キットに属するHGUCの使い回しということもあり、可動域も今ひとつで合いも悪いなど、正直長所より短所の方が目につくキットです。このキットの最大の意義はやはり「初のインジェクションキット」という点であり、それだけでも十分な意味があると思います。個人的にはこういったマイナーなアイテムが正式に発売されるのは嬉しいことで、今後も不人気・マイナー機体であってもHGUCとしてでも発売され続けることを願っています :-)

HGUC 1/144 シュツルム・ディアス | 2009.4 | ¥1,700

AIこのページは Claude Sonnet が翻訳しました。