HG RX-178

HG 1/144 ガンダムMK2

Kit Review

素組み + シール

※ このキットは1990年製の最初のHG 4種のうちの1つですが、レビューのアップロードは2021年1月になりました。私自身も90年代初頭にこれらのキットを買って作ったのですが、塗装・改造済みの状態だったためレビューできずにいました。遅ればせながら、未開封キットをなんとか入手し直して素組みの状態でレビューしたものですので、参考にしていただければと思います。^^

このキットは1990年に発売された最初のHGシリーズのひとつ、HG ガンダムMk-IIです。前作のHG RX-78-2 ガンダムで使われた一体成形の関節フレームがそのまま採用されており、同様にシステムインサートによって1パーツに複数の成形色が組み合わされています。ファーストよりもさらに積極的にシステムインサートが活用されており、特に脚部に多く適用されています。

おかげで素組みだけでもかなりの色再現が可能でした。特に1/144にもかかわらず、HGUCにも存在しないコクピットハッチオープンギミックが実装されています。ハッチの可動部の固定がいまひとつでガタつきはしますが、あの時代の小スケールキットにこんなギミックを盛り込んでくれたのは素直に感心しますね。

可動フレームが共通なので可動の特性もHG ファーストと似ていますが、膝については装甲が干渉するため可動域がさらに狭くなっています。また、ボールジョイントの股関節でより自然な開脚角度を実現していたHG ファーストと異なり、股関節の可動幅が狭まったことで脚をほぼ正面にしか向けられず、プロポーションが旧キットらしさを増してしまいました。その代わり、ガタついていた股関節が実質的に固定される形になり、HG ファーストよりは若干安定した保持力を見せてくれます。

このように、HG ファーストの画期的なアップグレードと比べると相対的に物足りなさの残るHGでした。プロポーションや外観だけ見ると、1985年製の1/144 ガンダムMk-IIに色分けと可動部を追加しただけという印象もあります。特に脚がほぼ一直線に配置されるため、二等兵のように直立した硬い立ちポーズにならざるを得ないのですが、当時私も最初に作ったとき股関節を改造して脚を自然に左右に開けるようにした記憶があります。(太もも内側の股関節穴を少し大きく削ってやれば、簡単に可動域を広げられます)

いずれにせよ、現在の目線で見れば1/144 旧キットに色をもう少し加えた程度のビジュアルですが、発売当時はかなりセンセーショナルなキットだったことは間違いありません。入手自体も難しいオールドキットを現在の品質基準で評価してもあまり意味はないでしょう。歴史的な過渡期にこんなキットがあったんだな、くらいの気持ちで眺めていただければと思います。:-)

HG 1/144 ガンダムMK2 | 1990.7 | ¥1,000

AIこのページは Claude Sonnet が翻訳しました。