HG THE ORIGIN

HG 1/144 モビルワーカーMW-01 01式後期型(マッシュ機)

Kit Review

素組み + シール

ガンダム ジ・オリジン HGシリーズ第6弾として、 モビルワーカーMW-01 01式後期型(マッシュ機)が発売されました。正式名称が長すぎて何と略せばいいか少し困りますが、とりあえずモビルワーカーと呼ぶのが楽でしょうね。

モビルワーカーは設定上、MS開発前段階の作業用ロボットのような概念から始まるもので、ガンダム系というよりはパトレイバーに登場しそうなレイバーっぽい機体です。それだけに既存のガンプラとはかなり異質なデザインコンセプトで、裏を返せば非常に独特な印象を受けられるキットでもありますね。

まず関節構造が既存のMSとはかなり異なっていて、長い腕と短い脚というゴリラっぽいプロポーションを見せているので、可動の感覚も新鮮です。関節の可動域や保持力はまずまずで、それなりにダイナミックなポーズが取れますが、クロウを突き出して攻撃するポーズがメインといえるでしょう。シールドも付属しますが、それ以外の武装がないのでバリエーション豊かなポーズはあまり取れなさそう…

面白いギミックとしては、各腕に付いた3本の固定ピンを開いて前腕を交換する機能が用意されていますが、特に別売りの前腕モジュールが付属するわけでもなく、せいぜい両腕を互いに交換できる程度です。ただし右手パーツがそもそも付属しないため、交換後の見た目が中途半端で、あまり実用的なギミックとは言えなさそうです…設定の再現に意義を見出すべきでしょうか。

このキット最大の欠点はソフトパーツで作られた動力パイプです。両端の凸ピン状の部分を穴に差し込んで固定する仕組みなんですが、これが可動中にすぐポロリしてしまいます T_T ボンドで接着しようとしてもソフトパーツなのでうまく付かないし、固定がとにかく甘くてポーズを変えるたびに外れてしまうので、久しぶりにイライラ度が急上昇しましたよ… -_-

さらにオレンジ色の成形色がかなり食玩っぽい印象で、バンダイのガンプラとしては珍しいほど残念な色味です。こういった色のプラモデルが初めてではないはずなのに、なぜこれほど安っぽく見える色の素材を使ったのか不思議なくらいですね。最近のコトブキヤでもこのレベルの成形色は見せないのに、正直ちょっとがっかりしました。

全体的にまとめると、スタイル面では斬新な印象を与えてくれますが、品質面では物足りなさが残るキットです。少し柔らかく加工されたコトブキヤのプラモっぽい感じで、典型的なバンダイのガンプラとは微妙に距離のある品質感ですね。特にあきれるほどゆるいソフトパーツの動力パイプには、頭を抱える方も多いのではないでしょうか T_T

とはいえ、独特なスタイルで勝負するガンプラとして、いくつかの欠点を踏まえたうえでも一度は作ってみる価値のあるキットではあります。特に似たようなガンプラの組み立てに飽きを感じていた方なら、ぜひ挑戦してみてほしいキットですね :-)

HG 1/144 モビルワーカーMW-01 01式後期型(マッシュ機) | 2015.10 | ¥1,800

AIこのページは Claude Sonnet が翻訳しました。