HG

HG 1/144 ガンダムバルバトス

Kit Review

素組み + シール

2015年のバンダイの意欲作、「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」に登場するガンダム・バルバトスが、アニメ放映と同時にHGキットとして登場しました。バンダイ・サンライズの渾身のアニメ作品らしく、HG バルバトスも従来のHGとは一線を画したクオリティで発売されています。

まず、RGでもMGでもなくHGにもかかわらず全身フレーム構造を採用している点には驚かされます。フレーム単体では足首のポリキャップを半分しか差し込めない構造になっていてやや中途半端な面もありますが、それでもHGとは思えないほどシンプルかつ効率的なフレームシステムを実現していますね。

フレームの素材も非常に上質な感触で、ポリキャップなしでも十分なほどよい渋みで組み立てられ、可動域もトップクラスの出来栄えです。特にダブルオー以来のチート級足首が復活し、水平方向にほぼ90度近く曲がる足首のおかげで接地が非常に良好です ^^

色分けもHGとしては最高水準によく分けられている印象ですが、かなりの部分でシールが必要になります。特にショルダーアーマー下部の黄色はシールすらないのが少し残念ですが、素組みだけでも設定色の95%はきれいに再現できています。そしていつも感じることですが、新しいガンダムデザインはイラストよりも完成したプラモデルのプロポーションのほうがずっと良く見えますね :-)

武装としては中世の鉄槌をモチーフにしたメイスと太刀が付属し、今後の武装アクセサリー取り付け時に使用するアームパーツも同梱されています。また左腕は第4形態用と第1形態用の2種類がどちらも付属しており、ショルダーアーマーとあわせて脱着・交換式で各形態を再現できるようになっています。

このように意欲作らしくキットのクオリティも従来のHGとは一線を画した仕上がりで、組み立てる際の手応えも完成後に触って遊ぶ楽しさも、価格を考えると非常に優秀な印象です。「1000円の幸せ」という言葉が出てくるのも納得ですね。ただ全体的に少しゆるめな感触のせいか、全体的にしっかり締まる感じはやや物足りないものの、少なくともガタガタではないので大きく文句を言うほどではないと思います。それでも手が1種類しか付属しない点はちょっと惜しくて、プロポーションが良いだけに平手など1〜2種類追加してくれると良かったですね。

いずれにせよ、アニメもプラモデルも久しぶりに好調なスタートを切った鉄血のオルフェンズです。アニメを観ていなくてもキット単体で十分おすすめできるクオリティなので、これまでの銃を持った角ばったガンプラに飽きを感じていた方なら、アニメとは関係なく気軽に一度作ってみる価値がある一品だと思いますよ :-)

HG 1/144 ガンダムバルバトス | 2015.10 | ¥1,200

AIこのページは Claude Sonnet が翻訳しました。