HG

HG 1/144 グリムゲルデ

Kit Review

素組み + シール

鉄血のオルフェンズ第19話の終盤に登場し、バルバトスとコンビを組んだグリムゲルデがHGスケールで発売されました。ガンダムシリーズにおいて赤い機体はそれなりに特別な意味を持っていて、しかも仮面をつけたキャラクターが操るとなると……毎シリーズ恒例の「3倍速いあの方」のオーラを使い回している感が否めませんが、いずれにせよ重要な機体と判断されたのか、かなり上質な作り応えに仕上がっていますね。

まずレビュー写真からもわかるように、極限の可動域を誇っています。股関節の動きを妨げるものがなく、腰回りもスリムなおかげで脚部が望むあらゆる角度に動かせます。肩関節も多段階で柔軟に可動し、どんなポーズでも決まります。そして何より感動的なのは、全身がしなやかに動く中でも保持力が弱くてポロリするパーツがほとんどないという点ですね。^^

柔軟な可動域と確かな保持力はトレードオフの関係にあるもので、可動範囲の広いキットの場合、動かすうちにあちこちのパーツが外れたりポロリしたりすることが多かったんですが、HG グリムゲルデに関してはこの両立をほぼ完璧に実現している感じです。さらに関節の多いキットはポーズを決めにくいことも多いんですが、不思議とポーズが決まりやすいデザインと構成になっているんですよね。

武装はヴァルキュリア・ライフル、2本のヴァルキュリア・ブレード、ヴァルキュリア・シールドが付属します。ブレードはシールド内部に収納するか、前方に向けて差し込むことでシールド+ブレード形態の攻撃用としても使用できます。ライフルはマガジンを90度回転させて差し込んだ後、リアスカートへの懸架が可能です。

これらの武装名に「ヴァルキュリア」という馴染みのある名称が付いていますが、マクロスの変形ロボットを真っ先に思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。ヴァルキュリア(Valkyrie)は北欧神話に登場する神の娘たちのことで、その中の一人の名前がまさに「グリムゲルデ」なので、そういった由来があるようですね。

まとめると、全体的なプロポーション、可動域、関節強度のすべてがA++級によく仕上がったHGキットです。デザインだけ見るとダブルオーで見慣れたような平凡な印象を受けますが、実際に組んでみると あれ?? と印象がガラッと変わるキットですね。特に可動域の広さとその動かし心地、そして保持力の面では数年に一度出るかどうかという「可動の鬼」とも言えるキットで、HG 鉄血のオルフェンズシリーズの中で最も完成度の高いキットとして語り継がれそうです :-)

HG 1/144 グリムゲルデ | 2016.2 | ¥1,400

AIこのページは Claude Sonnet が翻訳しました。