コトブキヤ Amored Core V

UCR-10/L AGNI(アグニ)

Kit Review

素組み

久しぶりのアーマード・コア新シリーズ、アーマード・コアVの第1弾キットとしてアグニが発売されました。まず既存のアーマード・コアに比べてサイズが小さくなり、ディテールが大幅にアップグレードされた印象で登場しましたね ^^

設定上サイズが小さいという話は聞いていたので、組み立て前に大量のランナーとパーツを見てちょっと首をかしげたのですが…いざ完成してみると、その小ささに本当に驚きました ;; 既存のアーマード・コアが1/100の感覚だったとすれば、今回のアコVシリーズは1/144の感覚でしょうか。それでいてパーツは増え、価格も上がっているわけで、それだけ精巧なパーツが増えたということでもありますね。

このようにサイズは小さいながらも、精巧で立体的なディテールに関してはアーマード・コアシリーズの中でも最強と呼べるレベルです。小ぶりながらもどっしりとしたプロポーションに加え、ミリタリー風の各種構造物や武装によってスタイルが本当にカッコいいですね。ただ、接着剤なしのスナップフィットだけで組み立てるには不安が残る点は、前作と変わりません。

また前作と異なり、ほとんどの関節をポリキャップなしで実現している点が特徴的です。腰と足首にのみ計3個のポリキャップが使われているだけで、残りはすべて素のプラ関節となっています。おかげで関節部にガタつきがなくしっかりしているのですが、問題は過度に硬くて動かすのが少々不便に感じる点です。ポーズを決めた後の保持力は高いのですが、関節を曲げる過程でパーツがポロリしてしまうのはどうしようもないですね。

もうひとつ特徴的な点として、最も力がかかる股関節と足首の関節は可動式と固定式から選べるようになっているのですが…可動式の関節もかなり硬いため、正直なところ固定式の関節パーツはほとんど必要ないように思えます。その心意気には少し点数をあげてもいいかな、とは思いますが ^^;

このキットには専用スタンドも付属しています。スタンドなしでも自立やポーズ取りは可能なのですが…あちこちにパーツがたくさん付いているせいで、重心を取るのが思ったより簡単ではありません。ただスタンドを使えばポーズに関係なくしっかり固定できるので、スタンドの活用度はかなり高いと言えますね。通常はフライングポーズのためにスタンドを使うことが多いですが、このキットはスタンドの形状自体がスタンディングモードの支柱として設計されています。

アグニはさまざまなパーツ組み合わせ機能も備えており、肩や膝アーマーなどのパーツを選択して組み立てることで、ゲーム内のように様々な形態の腕脚に換装できるようになっています。ただその換装作業が複雑で手間がかかるため…レビュー目的でもない限り、最も複雑なパーツ構成で組み上げてしまう可能性が高いですね。

総合的にまとめると、既存のアーマード・コアシリーズとはかなり異なる面を見せてくれる新作です。アーマード・コアVの設定自体が変わったからかもしれませんが、いずれにせよ前作より小さく精巧になって価格は上がった、ということになります。個人的には組み立て工程も面白く、意外なカッコよさとスタイルにそれなりに感心したキットでもあります。5800円というサイズ対比の価格のプレッシャーさえ乗り越えられれば、メカニック系プラモデラーにとってはなかなか興味深いキットが一つ加わった感じですね :-)

UCR-10/L AGNI(アグニ) | 2013. 5 | ¥5,800

AIこのページは Claude Sonnet が翻訳しました。