コトブキヤ Amored Core V

UCR-10/A ヴェンジェンス

Kit Review

素組み

アーマード・コアVラインナップの第2弾として、重厚な武装が際立つヴェンジェンスが発売されました。本体は基本的にアグニと90%以上同一で、成形色がわずかに異なる程度です。そこに本体のボリュームを圧倒する巨大なグラインドブレードパックを装備した機体となっています。

本体は左胸の装甲を除けばアグニとほぼ同じなので、特に目新しさはありませんが、本体と同等のパーツ数で構成された大型グラインドブレードのスタイルが非常にユニークで、ほぼ別キットのように見える面があります。本当に前例のないほど精巧で重厚なグラインドブレードだけでも、十分に作る価値があるキットだと思います。

6基のグラインドブレードはそれぞれ長さを延長でき、個別に位置を変えることができるので、円形や一列など様々な配置が可能です。またグラインドブレードを固定するサブアームが可動し、上下に様々なサイズのサブアームが備わっているため、いろいろな形態を再現できます。ただし6基のグラインドブレードの固定部が弱く、配置が崩れやすい面があります。

写真を見ればお分かりのように、グラインドブレードパックが本当にとにかく重いです T_T 本体よりも重い感じすらします。そのため補助なしでの自立はほぼ不可能で、透明支柱が2本付属するコトブキヤ専用スタンドが同梱されています。スタンドと2本の支柱を使えばそれなりにポーズを決めて飾ることはできますが、あちこち角度を調整しなければならない箇所が多く、一度セットするのにかなり時間がかかります。さらに透明支柱の関節部を固定するピンが弱く、重い本体と武装を配置しているうちに固定ピンが簡単に折れてしまうという問題もあります(私も2本の支柱どちらも関節部が破損してしまいました T_T)。

このように超迫力のポーズが取れる点はまさにヴェンジェンスならではの魅力ですが、サイズと重量のせいで固定が難しいキットではあります。さらにサイズ比較ショットを見ていただければわかるように、8800円という価格を考えると、HGUCよりも背が低い小さなキットであることも念頭に置く必要があります。膨大な数のパーツが入っているのにこれほど小さなキットに仕上がるのは驚きというか不思議な感じですね。アーマード・コアVのメカ自体が設定上小さいので仕方ない面もありますが、コストパフォーマンスの面では少々戸惑いを感じるので、購入前によく考えてみる必要があります。

いずれにせよ、サイズに起因する固定性の問題とコストパフォーマンスの悪さから積極的にはおすすめしにくいキットですが、他のメカプラモデルではなかなか見られない独特の迫力と精巧なディテールがあるため、それなりに魅力的なキットと言えるでしょう。アーマード・コアシリーズが好きな方や、ミリタリーモデルのように小さくて精巧なメカプラが好きな方なら、一度チャレンジ(!!)してみる価値はありますよ :-)

UCR-10/A ヴェンジェンス | 2013. 12 | ¥8,800

AIこのページは Claude Sonnet が翻訳しました。