Kit Review
素組み
素組み
2015年にコトブキヤから放たれた問題作のひとつ、アーマード・コアVの MATSUKAZE mdl.2 拠点防衛仕様 が発売されました。このキットがなぜ問題作かというと、まず価格が18800円という点に尽きます。
まず大きな大型ボックスを開けると、28枚にも及ぶ膨大なランナーに圧倒されます。箱の重さもかなりのものです。実際にはかなりの数のパーツが余剰として残るのですが、それでもキットのボリュームが凄まじいという点で話題作であることは間違いありません。そして、ガンダム界のヒルドルフのように、大型タンクの下半身にMS上半身を組み合わせた戦闘兵装という点がポイントです。
設定上、胴体と腕はハングドマンのものを100%そのまま流用しており、頭部だけが新たに変更されています。さらに銃身を180度折りたたんで展開できる大型オートキャノンが2基付属しており、下半身のタンク部を構成するためにかなりの量のパーツが新たに追加されています。全体的な組み立て工程は大きな難しさもなく簡単な方で、下半身部はスナップフィットでもほぼ完璧に組み上げられるようよく設計されていますね。
ただ、コトブキヤキットはもともとそういうものですが、下半身のタンク部だけでも数えきれないほど多くのパーツを組み合わせて完成させたにもかかわらず、いざ作り上げてみると拍子抜けするような外観ではあります。バンダイならパーツ数個でサクッと再現してしまいそうな構成なのに、あれだけあったパーツがいったいどこへ消えたのか、いまだに不思議ですね^^;
こうして膨大なパーツ数の洗礼を乗り越えて完成させると、仕上がりのクオリティはかなり満足のいくものです。コトブキヤキットらしく造形のクオリティと立体感は素晴らしく、何より元のデザインが持つスタイルの力がしっかり生きている感じがして良いですね^^ その反面、可動箇所がほとんどないためとれるポーズは非常に限られますが、どうせ見た目そのままにただ置いておくだけでも十分な存在感を放つキットです。
アーマード・コアのファンでなくても、こういった独特なメカが好きな方にはお勧めしたいところですが、やはり理解しがたいほど高い価格が大きなネックです。PGユニコーン級の価格帯なので、気軽にカートに入れられるアイテムではありませんね。バンダイに換算すればおよそ6000円相当の内容なのに、価格は20万ウォン近くするわけで、もう……。
いずれにせよ、コトブキヤキットがボリュームの割に高いのはよく知られていますが、その中でも文句なしの最高峰といえばこのキットでしょう。開発難易度の割に販売数が見込めないアイテムだからなおさらそうなるのでしょうが、それを差し引いても、こういった奇妙なレアアイテムをとてつもない労力で製品化してしまうコトブキヤはやっぱりすごいと思います。:-)
MATSUKAZE mdl.2 拠点防衛仕様 | 2015. 8 | ¥18,800
AIこのページは Claude Sonnet が翻訳しました。