コトブキヤ アルドノア・ゼロ

KG-6 スレイプニール

Kit Review

素組み

このキットはアニメ「アルドノア・ゼロ」に登場する「KG-6 スレイプニール」のプラモデルで、スレイプニールはもともと北欧神話においてオーディンが乗っていた8本足の白馬の名前です。

アルドノア・ゼロは2014年〜2015年にかけて1期・2期が放映されたメカアニメです。戦力の劣勢を戦略で覆すという独特な設定で話題になりましたが、結末に対する賛否(否定派の方がずっと多い気が…)からマニアの間で物議を醸した作品でもあります。

ともあれ、アルドノア・ゼロのメインメカであるKG-6 スレイプニールがコトブキヤからプラモデル化されたわけですが、全体的にオーソドックスなコトブキヤらしいプラモデルに仕上がっている印象です。

色分けはよくできている方で、素組みだけでも配色がきれいにまとまりますが、オレンジの成形色がやや安っぽく見えてしまうのが残念なところ。塗装を施せばきれいに仕上がりそうですが、素組みの状態ではあまりおすすめしたくない色味ですね。その他のパーツ分割や構成は無難な出来で、広い可動域のおかげで膝立ちのような難易度の高いポーズも自然に再現できています。ただしコトブキヤキットの特性上、組み心地はスムーズとは言えず、関節もスムーズに動くというよりは渋めな感触で動くため、やはりバンダイキットとは感覚がかなり異なりますね。

KG-6 スレイプニールの見どころは膝の横に付いた大型ウイングユニットです。十数か所の可動部を動かして走行形態とホバー形態を再現できます。ただし変形の手順がやや複雑で、説明書を見ても上のレビュー写真を見ても、どうやって変形させるのかなかなか掴みにくいと思います。実際に触った私自身でも言葉で説明しようとすると思い出せないくらいで、感覚的にあれこれ折り曲げていく方が早いくらい、なかなか難解な変形過程ではあります…;;

武装はマシンガン、ハンドガン、ナイフの3種が付属し、マシンガンのグレネードランチャー部とマガジン部は分離できる構造になっています。また各武装に専用の手首パーツが付属し、平手と握り手も含めて合計5種類・10個の手首が入っています。

全体的にスナップフィット、つまり接着剤なしで組み立てられますが、一部のパーツは説明書でも接着剤での固定を推奨しています。それ以外にもキットの安定性のために接着剤で補強した方がよい箇所がいくつかあり、おおよそ80%程度のパーツは接着剤なしでもしっかり組み合わさる印象です。

コトブキヤキットの常として、バンダイのMGよりひと回り小さいこのキットの価格(6800円)は割高に感じざるを得ません。どのみち原作ファンへの贈り物のようなキットなので、コトブキヤキットの中では中〜上位クラスの品質で出してくれただけでも感謝すべきかもしれませんね。いずれにせよ、アルドノア・ゼロファンにとっては見逃せないファンサービス的なプラモデルです :-)

KG-6 スレイプニール | 2015. 10 | ¥6,800

AIこのページは Claude Sonnet が翻訳しました。