コトブキヤ フレームアームズ

玄武

Kit Review

素組み

フレームアームズ第40弾として、大きめのボックスに入った玄武が発売されました。箱だけでなく、完成後のサイズも既存のフレームアームズよりひと回り大きくてボリューム満点です。ポリキャップなしでも、かなりしっかりした関節強度を誇っています。

フレームアームズシリーズとはいえ、アーキテクトが完全に採用されているわけではなく、ボディの主要骨格の一部にのみアーキテクトが使われています。前作の白虎・霊虎と似たコンセプトで、わずかにアーキテクトのパーツが使われているという理由でこのシリーズに組み込まれた感じです。ただ、全体的なデザインや組み立て感、スタイルのどれをとってもフレームアームズらしさはあまり感じられません。どちらかといえば、独立した創作メカのプラモデルといった印象です。

全体的に色分けはよくできていて、素組みだけでもなかなかの見栄えです。関節強度はしっかりしているどころかかなり渋めで、大柄なボディでもポーズを決めて自立させやすいです。ただ、フレームアームズのパーツが使われた肩のボールジョイントだけが妙にゆるく、可動中にポロリしやすいのが気になります。関節強度のバランスという点では少し惜しいですね。

デザインの特性上、可動域はあまり広くなく、頭部が固定式なうえに腰の両サイドのパイプのせいで腰がほとんど回転しません。腕や脚の可動域はまずまず普通といったところですが、そのぶん躍動感のあるポーズも難しく、決まるポーズが限られてしまう印象です。それでも関節強度がしっかりしているおかげでポーズの保持力は高いので、その点は救いです。

武装はライフル、ロケットランチャー、ソードが付属し、各種ジョイントパーツを使ってバックパックやサイドスカートにマウントできます。それ以外に特筆すべきアクセサリーやギミックはなく、見どころはそれほど多くありません。

可動域と肩の保持力には物足りなさを感じますが、メカのプラモデルとしてのスタイルはなかなか良いキットです。やはり問題は9000円という価格がネックになることで、バンダイのキットなら4000〜4500円くらいで出そうなボリューム感なので、コスパの面では高評価を付けにくいですね。とはいえ、価格の壁さえ乗り越えられるなら、なかなか楽しめるスタイルのメカプラモデルだと思います :-)

玄武 | 2018.7 | ¥9,000

AIこのページは Claude Sonnet が翻訳しました。