Kit Review
素組み
Transformation (G2 -> G1)
素組み
Transformation (G2 -> G1)
個性的な製品をプラモデル化することに定評のあるコトブキヤから、今回は「ガンヘッド」が発売されました。古参のマニアでないとあまり知られていないキャラクターではありますが…80年代末にニュータイプ誌を愛読していた世代なら多くの方が覚えているであろう、どこかマニアックでありながら懐かしさも漂う、そんなメカニックです。
ガンヘッドは1989年に制作された同名のSFX映画に登場するメカニックで、PCエンジンやファミコンのゲームとして記憶している方も多いことでしょう。また、士郎正宗…いや、木原敏江…ではなく、きあ・アサミヤによってコミックスや小説にもなっているため、オールドジャパニメーションのマニアなら何らかの形で記憶に残っているアイテムでもあります。時代を先取りしすぎたテーマとアイテムゆえに映画は興行的に振るいませんでしたが、タンクを思わせる巨大ロボットのイメージは、マニアの間でひとつの小さな伝説として語り継がれています。私自身、今でもニュータイプで見たガンヘッドのビジュアルとコミックスが忘れられません^^
いずれにせよガンヘッドには、ロボット形態のG1モードとタンク形態のG2モードが存在しますが、幸いなことにこのキットではそのモード間の変形がほぼ完璧に再現されています。スケールもミリタリープラモらしい1/35なので、サイズも大きめでディテールもかなり良い仕上がりです。もちろん実際のミリタリープラモのような繊細なディテールではなく、メカニックプラモらしい肉厚で複雑な形状のディテール感を提供しています。
まず大きな箱を開けると(9800円とお高めです -_-)大量のパーツが出てきます。コトブキヤキットらしくパーツ数が多く、組み立て工程も複雑なため、作業時間はかなりかかります。ただしゾイドキットのような細かいパーツはそれほど多くないので、組み立て自体は難しくはありません。とはいえ、一部の箇所は接着剤を使わないとスムーズに組めない部分も残っています。
パーツ数が多くサイズも大きいせいか、完成すると「ずっしり重い」という感覚とともに、かなりの存在感を放ちます。ロボット形態のG1モードでは腕や前輪・後輪に多彩な関節が仕込まれており、思いのほか様々なポーズが取れます。ただ、関節強度自体は悪くないものの、キット自体がとにかく重いため、ポーズが崩れやすいのが惜しいところです。
ガンヘッドの醍醐味はやはり変形ギミックで、映画やコミックスで見ていたあのギミックを実際に手で動かして再現する楽しさはなかなかのものでした。「ああ、こういう仕組みで変形するんだ」という感じ?キットの重さのせいでポーズ保持に若干不安な面はありますが、とにかく多くの可動部を備えており、作って触る手応えはなかなか良いです。
個人的に、昔ニュータイプを読みながら「この格好いい変形タンク・ガンヘッドがプラモデルに、しかも完全変形で出たら最高だろうな」と思っていたことがあります。20数年が経ち、改めてこれほど大きく格好よく製品化されたものを目にすると、まさに感無量ですね。
ニュータイプとガンヘッドを覚えているオールドファンの方々には、懐かしのアイテムとして所蔵価値のある一品で、立体感あふれるディテールと変形ギミックだけで十分に感動できるキットです。ガンヘッドをご存知なかった方でも、こうしたスタイリッシュな変形タンクメカに興味のある方にもおすすめできる、ユニークなキットです :-)
ガンヘッド | 2012.10 | ¥9,800
AIこのページは Claude Sonnet が翻訳しました。