コトブキヤ ホイホイさん

ホイホイさん

Kit Review

素組み

コトブキヤからまた画期的なアイテムが登場しました。
漫画とアニメで有名な一撃殺虫!ホイホイさんのホイホイさんが、フィギュアではなくプラモデルとして発売されたのです。フィギュアに強いコトブキヤらしく、当然フィギュアとして出すべきアイテムでしたが..ホイホイさんをインジェクションプラモデルとして出すとは、誰も予想していませんでしたね。

一撃殺虫!ホイホイさんは、未来において害虫駆除のために開発された超小型ロボットで、10cmをわずかに超える身長に、かわいいメイド服を着ています。普通の美少女/メイド系作品とは違い、ホイホイさんは無表情に虫を捕まえるだけのロボットに過ぎませんが..その独特のかわいらしさで、それなりに愛されているキャラクターです。

まずボックスを開けてみると、袋に入ったランナーで構成された典型的なインジェクションキットですが..価格のわりにランナーの量が少なく感じます。もちろんランナーのボリュームが大きいせいもありますが、価格対比ではやや物足りない構成ですね。予想どおり色分けはきっちりされていて、別途塗装なしで組み立てるだけでも上の写真のようにかなりきれいな仕上がりになりますが、腕や脚に縦に走る合わせ目はどうしようもないようです。

こういった本格的に色分けされた組み立て式フィギュアを実質初めて作ってみたので、かなり独特な組み立て感を味わえました。かわいいフィギュアを一つひとつ自分で組み立てて完成させる楽しさもなかなかのもので、以前のコトブキヤキットと比べて成形色の発色も良く、スナップフィットもしっかり合うため、手応えが本当に独特でワクワクする感じです。ただ、バンダイの最新キットのようにサクサク気持ちよく組み上がる感じではなく、コトブキヤ特有のきつめの組み立て感はやむを得ないところです。

全体的な可動域はあまり広くはありませんが、独特のかわいらしさのおかげで、適当にポーズを取らせるだけでも面白いポーズが決まります。関節強度は決してゆるくはないのですが、きつすぎるという印象を受けますね…特に首関節はかなり渋くて、頭を回そうとすると엉뚱하게 腕がポロリしたり、パーツがバラけることが多いようです。そのため、スナップフィットにもかかわらず、腕や脚などの主要部位は接着剤で固定した方が精神的に楽かもしれません。

このキットで最もよく表現されているのは、おそらく髪の毛でしょう。少し前にスーパーロボット大戦シリーズのヴァルシオーネで似たような試みがありましたが、髪の毛をいくつかのパーツに分割してさまざまに可動させる点は、ホイホイさんの方がはるかによくできています。前のツインテールとサイドの横髪、後頭部がそれぞれ別々に可動するよう分割されることで、髪の毛の立体感が非常に優れています。

ホイホイさんの隠れたボーナスのひとつは、各種メカのプラモデルの武装を手に持たせることができるという点です。もちろんすべての武装を持たせられるわけではなく、グリップが細くトリガーガードのない武装との相性が良いです。実際にいろいろ試してみたところ、グリップが太いMG ファースト系のライフルはホイホイさんの手では持てませんでした。一方、MG ザクのマシンガンはグリップが細いため、ホイホイさんの手との相性がよかったです。1/144の武装の場合はほとんど手で持てますが、トリガーガードのある武装はやはり少し不自然な感じになりますね。いずれにせよ互換性がそれほど高いわけではないので一部の武装しか活用できませんが、いろいろと楽しく使えそうです。

いくつか気になる点も見受けられますが..最も首をかしげたのは、3種類の目を交換する部分です。左・正面・右を向く目が3種類あるものの、それぞれの違いが明確でないため、交換するやりがいがあまりないように思います..せっかく交換するなら、スーパーロボット大戦のヴァルシオーネのように顔ごと交換して表情を豊かにするか、目だけ交換するなら向きをもっとはっきり変えてくれると良かったと思います。もちろん劇中のホイホイさん自体が無表情なキャラクターではありますが、これほど曖昧な違いしかない目を、わざわざ3種類も入れた意味があるのかと首をかしげてしまいますね..

まず、このようなフィギュア的なプラモデルへの試みは成功していると思います。構成や品質はどうあれ、発売されるやいなや入手困難になるほどの人気を集めたという点で、商品としての魅力は確かなものがあると感じます。冷静に評価すると、渋い関節と価格対比でのやや割高な構成を考えると、非常に高品質なキットとは言い切れません。ただ、試み自体が新鮮で、作って飾っておくだけでも漂ってくるかわいさのオーラに、みんなが惹かれてしまうということでしょう。

お金を出して買ってそのまま飾るだけのフィギュアとは違い、自分の手で一つひとつ組み立てて作るプラモデルフィギュアは、ひとしおの愛着が感じられるものです。自分の手で完成させた可愛いキャラクターにより感情移入できる、別の言い方をすれば「オタク魂」で組み立てるキットとでも言いましょうか。一言で言えば、ガチのオタクをしっかり狙ったキットですね。

ちょうどバンダイもMG孫悟空を予告していることを考えると、メカ系プラモデルのネタ枯れがフィギュア系プラモデルの進化を引き出したのではないかとも思えてきます。コトブキヤがホイホイさんで先手を打った形ですが、今後メカ系プラモデル市場の流れがどう変わっていくのか、気になるところです :-)

ホイホイさん | 2009. 9 | ¥3,000

AIこのページは Claude Sonnet が翻訳しました。